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取引先企業のウェブサイトを閲覧不能にした疑いで男が逮捕された。容疑者は2020年3月8日、運営用サーバーに不正アクセスを行い、13時間にわたって閲覧不能にしたと報じられている。このとき男は端末側に秘密鍵、サーバー側に公開鍵を勝手に設定、外部から不正アクセスを行い閲覧不能にしたとしている。公開鍵認証の不正利用による逮捕者は全国初とされる。男と被害に遭った企業の間では、業務内容をめぐってトラブルがあった模様。なお本人は容疑に対して「思い出せません」と否認しているとのこと(毎日新聞FNNプライムオンライン)。

この件に関しては別の視点の報道も行われている。読売新聞によると会社側のサーバーが「IPv4」だったのに対して、男の端末では「IPv6」が使用されていたたため、加害者の特定が難しかったとのこと。なお、この男は6と7月にも同社のサーバーに不正アクセスしたとして逮捕されていたしている(読売新聞)。

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