もっと詳しく

国内

鼻出しマスクで議会に出席し波紋を広げた市議が、今度はノーマスクで登場。
議会がさらに混乱している。

マスクの着用をめぐって、その振る舞いが物議を醸している、大分・臼杵市の若林純一議員。

30日に開会した市議会の定例会では、マスクを着用せずに参加。
議長から、繰り返し注意を受けた。

臼杵市議会は、議会運営委員会で、議会への出席者がマスクを着用することを申し合わせている。

しかし、9月の市議会で、若林議員は「鼻出しマスク」で出席し、議会を紛糾させた。

そして、11月22日、若林議員は市議会などを相手取り、マスクを着用しなくても議会に出席して発言する権利などを求める裁判を起こしている。

30日の定例会では、鼻出しどころか、マスクを着用せずに参加した若林議員に対し、議長は繰り返し注意したが、若林議員は応じなかった。

議長「退去を命じます」

議会は、いったん中断。
結局、若林議員はいないものとして、本会議を続行することに。

臼杵市議会・匹田郁議長「私たちの中では、一番ベストな選択であったと思う」

その後もマスクを着用しなかった、若林議員は…

臼杵市議会・若林純一議員「退席をさせられるだけの理由と思えないので、退席することはできなかった」

「オミクロン株」日本初確認の30日に起きた、マスクをめぐるトラブル。
混乱はまだ続くとみられる。