緊急事態宣言 拡大を正式決定、4府県追加・東京と沖縄は延長
政府は大阪・神奈川など4府県を、緊急事態宣言の対象に追加することを決定しました。期間は来月2日から31日までとなり、現在宣言が出されている東京・沖縄も期間が延長されます。
「埼玉県・千葉県・神奈川県・大阪府に緊急事態宣言を発出するとともに、北海道・石川県・京都府・兵庫県・福岡県においてまん延防止等重点措置を実施をし」(菅首相)
菅総理は政府の対策本部でこのように述べ、4つの府県の「宣言」追加と5つの道府県への“まん延防止措置”の適用を表明しました。期間はいずれも来月2日から31日までとなり、来月22日に期限を迎える東京と沖縄への緊急事態宣言も31日まで延長されます。菅総理は首都圏や関西圏で「これまでにない急激なスピードで感染が拡大している」として、飲食における感染リスクの減少に努める考えを強調しました。
ワクチン接種については、来月下旬には▼全ての国民の6割を超える人が1回目の接種を、▼さらに4割を超える人が2回目の接種を、それぞれ終えることを目指すと訴えました。
この後、菅総理は午後7時をめどに記者会見に臨み、今後の感染対策などについて説明を行う予定です。