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自民・岸田新総裁 官房長官に松野元文科相起用へ 麻生副総裁検討

 自民党の岸田新総裁は、内閣の要となる官房長官に松野博一元文部科学大臣を起用する方針を固めました。

 官房長官への起用が固まった松野元文科大臣は、自民党の最大派閥・細田派の事務総長で、当選7回の衆院議員です。

 また、岸田総裁は自民党の役員人事を進め、甘利税調会長を幹事長に、総裁選で戦った高市前総務大臣を政調会長に、河野行革担当大臣を広報本部長に起用する人事が内定しました。

 このほか、麻生副総理兼財務大臣を党の副総裁に起用する方向で検討に入っています。麻生氏は、2012年の安倍内閣発足以降、副総理と財務大臣を務めています。

 岸田総裁はあす(10月1日)、党の新体制を発足させます。