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 スターバックスに代表されるシアトル系カフェも、2015年に日本に上陸したブルーボトルコーヒーも米国発。だが、そのコーヒー消費大国には、日本では当たり前の「あるもの」がなかったという。湯を注ぐだけで挽(ひ)き立てのコーヒーが楽しめる「ドリップパック」だ。商機は意外なところに隠れているもの。米国にはドリップパックがないことに気づいたコーヒー好きの日本人が米国で成功を収めた。日本では馴染みのない企業である「NuZee」のコーヒーは今や、世界3カ国に工場を持つまでに成長した。