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 ボクシングで日本女子五輪初のメダルを確定させたフェザー級の20歳、入江聖奈が30日、東京都内で31日の準決勝に向け、非公開で調整した。「やっぱり決勝まで行った方が、かっこいいと思う。死に物狂いで闘ってきます」と気合十分だった。

 銀メダル以上を懸けて対戦する26歳のカリス・アーティングストール(英国)はパワフルな強打が持ち味で、2019年世界選手権3位の実績を誇る。同選手権5位の入江は左ジャブ、右ストレートのワンツー主体に確実性で上回ってポイントにつなげたい。

 日本ボクシングの歴史を次々と塗り替える入江は「経験を生かして、頑張ってきます」と力強く語った。