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空気清浄機は、超微粒子であるウイルス・菌の抑制・不活化まで期待して選ぶ時代!! ウイルス・菌へのアプローチの違いを押さえつつ、10万円台前後の高価格モデルを紹介。今回は、ピエラスの空間除菌清浄機メディエアー スマート。

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

0.007nmの超微粒子を捕捉し、さらにウイルスや菌を不活化する独自のDFSテクノロジーを搭載

ピエラス

空間除菌清浄機メディエアー スマート

実売価格17万3800円

独自のフィルター技術により、HEPAフィルターでは捕捉しきれない0.007nmの微粒子も帯電・統合させ除去。ウイルスや菌、アレル物質などを捕捉し不活化する。シックハウス症候群の原因となるVOCも逃さない。

SPEC●空気清浄技術:DFSテクノロジー●消費電力:9〜65W●風量:2.83m3/分●搭載フィルター:メインフィルター、高性能6層プレフィルター●サイズ/質量:W330×H508×D222mm/7.3kg

 

適用床面積:18畳
イオン放出機能:非搭載
運転音:40〜60dB
スマホ連携:非対応

 

↑近畿大学の細菌培養実験によると、メディエアーでは菌の生存が確認できなかった。フィルター交換時に菌に触れるリスクがない

 

↑DFSテクノロジーでは、ハイエナジーグリッドとメインフィルターの間に電磁フィールドを生成しウイルスや菌を抑制。測定では全粒子サイズで集じん性能の高さを証明した

 

【Impression】

高価でデザインの好みも分かれるが空気清浄をストイックに追求している!!

高性能フィルターが通過する空気中の微粒子をほぼ完璧にキャッチした。操作は4段階の風量調節のみとシンプル。お手入れは2年に一度のフィルター交換のほか、定期的なハイエナジーグリッドの掃除が必要だ。天面パネルなどデザインはやや素朴だが、ムダな機能を削ぎ落とし、空気をキレイにすることに特化した姿勢は好印象だ。

 

[5点満点で評価]

集じん性能:5.0
操作性:5.0
お手入れのしやすさ:4.5
デザイン性:4.0
設置性:5.0