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「ある日突然、会話も排泄もできなくなった」認知症と誤診された80代女性の"本当の病名"
80歳代の女性は、突然、会話がほとんどできなくなり、排泄もトイレ以外の場所でしてしまうようになった。同居する娘がかかりつけ医に相談すると「認知症になったから専門医のところに行くように」と言われた。ところが、これは誤診だった。高齢者精神科専門医の上田諭さんは「認知症を誤解している医療従事者は少なくない」という――。
※本稿は上田諭『認知症そのままでいい』(ちくま新書)の一部を再編集したものです。