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緊迫した場面だからこそ、クスッと笑ってしまうようなプレーがある。SNS上で話題になっているのが、千葉ロッテマリーンズ対北海道日本ハムファイターズの一戦で発生した「珍事件」だ。3-3の同点で迎えた9回の裏。マウンドに立つのはロッテの守護神・益田直也。

 

 

セットポジションから投球フォームに入ると、投げる直前にふらつき倒れそうになっているのがわかる。しかし、これに動じず投げられた1球は外角低めに一直線。これ以上ないというほどのナイスボールとなったのだ。

 

この投球フォームを収めた動画を、YouTubeのパ・リーグTV公式チャンネルが「【ジワる】益田直也『絶対に笑ってはいけない“新投法”』」と題して公開すると、みるみるうちに再生数が伸び80万再生を超えるほど話題となったのだ。コメント欄では「グラグラなフォームからのくっそ良い球で草」「2人とも笑い堪えてるような顔で笑う」「ふざけていい場面じゃないっていうのが余計おもろい」と、緊迫したシーンでの珍プレーに大興奮の様子。

 

 

絶対的守護神として9回を任されながらも、今季は同点の場面での登板が多く、この日まで13試合引き分けのシーンで投げるという珍しい記録も樹立している益田。どんな体勢からでも自身の球を投げられる、圧倒的なコントロールが今シーズンの躍進の要因となっているのかもしれない。