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 JR九州が昨年10月に導入した観光列車「36ぷらす3」が堅調だ。新型コロナウイルス感染拡大で列車の利用者が大幅に減る中、運行開始から半年間の乗車率は平均60%を維持し、6月に乗客1万人を達成した。沿線の食材を使った食事や地元のおもてなし…。どれも既存の観光列車にある仕掛けだが、何が人々の心をつかむのか。博多-長崎コースに乗車し、秘密を探った。