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無事とは事無きと書く。喜びと悲しみの狭間に人は生きるならば、無事は人生の小休止。腰を下ろしてほっと一休み。が、無事ばかりでは退屈だ。だから又立ち上がり歩みだす。そして泣き笑いを繰り返す。そこに幸せの根がある。幸も不幸も超えて、生きている事が喜びであると。小晦日浅き夢見つ酔ひてなほ/寒椿 後藤工房 htt…