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Facebook(フェイスブック)は米国時間9月28日、2Africa(ツーアフリカ)ケーブルの「2Africa Pearls」(ツーアフリカ・パールス)と呼ばれる上陸地に9つの新拠点を追加し、合計4万5000km以上の長さになることを発表した。この海底ケーブルはアフリカ、ヨーロッパ、アジアの3つの大陸を直接結ぶものだ。

フェイスブックによれば、今回の延長により、2Africaは完成すれば世界最長の海底ケーブルシステムになるという。これは、現在SEA-ME-WE 3ラインが持つ、東南アジア、中東、西ヨーロッパの33カ国を結ぶ総延長3万9000kmの記録を上回るものだ。

海底ケーブルへの継続的な投資は、より多くの人々をオンラインにするためのフェイスブックの取り組みの一環だ。当初、フェイスブックは アフリカの人口約12億人に手頃な価格でインターネットを提供することを目指していた。その計画はやがて、アフリカ、中東、ヨーロッパの23カ国を結ぶ3万7000kmのケーブルを敷設するコンソーシアムの形に変容した。

先月フェイスブックはこの数を増やし、セーシェル、コモロ諸島、アンゴラ、ナイジェリア南東部への上陸地点を追加した。6月にも新しい分岐が、カナリア諸島(国ではない)へ接続されている。

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2Africa Pearlsの分岐に、新しい接続拠点が加わり、 地上ではエジプトを通してバーレーン、インド、イラク、クウェート、オマーン、パキスタン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦が接続される。

2Africa Pearlsへの拡張が行われることで、このシステムは さらなる18億人に接続性を提供することが可能になり、合計30億人に接続できるようになるとフェイスブックは述べている。同社はまた、これらの人びと33カ国にまたがり、世界人口の36%を占めていると付け加えた。

2Africaコンソーシアムは今でも、China Mobile International(チャイナ・モバイル・インターナショナル)、フェイスブック、MTN GlobalConnect(MTNグローバル・コネクト)、Orange(オレンジ)、STC、Telecom Egypt(テレコム・エジプト)、Vodafone(ボーダフォン)、WIOCCで構成されている。先月行われた前回の延長と同様に、コンソーシアムは9つの拠点を展開するために、ノキアのAlcatel Submarine Networks(アルカテル・サブマリン・ネットワークス、ASN)を選択した。

ただし、最新の開発に関しては、コンソーシアムから海底ケーブルの建設がいつ完了するかについての発表は出されていない。しかし、これまでの発表を見る限り、フェイスブックと通信事業者グループは、2023年後半から2024年前半という設定を想定しているものと思われる。

画像クレジット:Getty Images

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(文:Tage Kene-Okafor、翻訳:sako)