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岸田文雄

岸田文雄総裁の皇位継承問題に関する認識が…

岸田文雄が護る会に皇位継承問題に関して返答

岸田文雄が日本の尊厳と国益を護る会に対して、皇位継承問題に関する質問の回答をしたと同会の山田宏議員が発信しています。

「女系天皇は考えるべきでな」いとまで明言。

「旧宮家の男系男子の皇籍復帰を検討、女系天皇は考えるべきではなく女性宮家も慎重であるべき」

岸田文雄議員の見解は「旧宮家の男系男子の皇籍復帰を検討、女系天皇は考えるべきではなく女性宮家も慎重であるべき」というもののようです。

さて、実は他にも同様の見解の議員がいます。

【大幅に推敲しました】【もう一度、推敲しました】 総裁選の隠された、重大な意義 そして5刷となりました|青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼今回の総裁選は、ほんとうは驚くほかない、様変わりですよね。

 女系天皇を容認する発言をされていた河野候補が、みずから望まれて議員会館の青山繁晴事務所へお出でになり、「女系容認論者ではありません」と語られました。
 高市候補がしっかりと男系 ( 父系 ) 一系によって天皇陛下のご存在をお護りする意思を明示されたり、たいへんな前進でした。
 さらに野田さんも、護る会の質問状への回答のなかで、こうお答えになりました。
女系天皇については、私としては今の皇室の在り方を根本的に変えてしまうことになるので考えに含めておりませんが、国民が判断する選択肢としては排除されないものと思います

▼そして「女系天皇はあってはならない」と明言された岸田候補が、総理総裁となられます。
 みなさん、この総裁選になるまでは、岸田文雄・元政調会長から、このような発言を聴いたことがありませんね ?

 河野さんは、その女系天皇容認の発言を懸念した護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) と討論することをいったん、お受けになったあと、約束をキャンセルされたままになっていたのです。
 高市さんも、総裁選になるまで、父系一系についてここまで明確に発言されたことが、あったでしょうか。どこかであったかも知れません。しかし、皇位継承について常にアンテナを高く掲げているぼくであっても、聞いたことが無かったのです
 野田さんも、女系天皇について「私としては今の皇室の在り方を根本的に変えてしまうことになるので考えに含めておりません」という発言が出るとは、総裁選になるまでは、ちょっと考えられませんでした。

河野太郎議員も、野田聖子議員も、女系天皇に関して超慎重方向の態度になっているという青山繁晴議員の報。

河野太郎議員に関しては、過去に以下のような事を書いてます。

今見ると、とてもとても辛辣で強い言葉を使ってるなと思いますが。

総裁選後、衆院選後の皇統に関する認識を注視

【大幅に推敲しました】【もう一度、推敲しました】 総裁選の隠された、重大な意義 そして5刷となりました|青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

▼しかし、油断はとてもできませぬ。
 みなさんも、岸田新総裁、実質的には新総理がほんとうに父系一系による皇位継承を確立されるかどうかを、どうか一緒に目を光らせていただきたいのです。

 日本社会はいまだ、大半の主権者・国民が、女性天皇と女系天皇の違いすらご存じありません。
 主権者・国民のせいではなく、学校が事実上のタブーにして、一切、何も教えないからです。
 そのタブーが、次期総理選びで争点になるとは、想像もできなかったことでした。
 オールドメディアは、それでも、この意義をほぼ語ることがありません。
 したがって、総裁選が終わってしまえば、またぞろ、女系天皇容認論や、「愛子さま(正しくは愛子内親王殿下)が即位されればいいじゃない」という俗論がどっと主流を占めようとする動きが出てくる怖れは強いのです。

とはいえ、各議員らのこのような見解が、総裁選の一時期だけ形成されたに過ぎない、という可能性は残っています。

よって、継続的に目を光らせなければいけない、ということはその通りだと思います。

同時に、そもそも本来の議論状況のあるべき姿は?という点について整理したのが以下の論稿です。これは憲法を頂点とする現行法体系の見直しにも関わる話です。

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