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Twitterで見かけたこの投稿がきっかけで、丹波に行ってきた。

 グーグルマップで場所を調べると、最初の縮尺では、鉄道の駅が表示されない。
少しずつピンチインして範囲を広げていくと、ようやく福知山線の石生駅が現れた。
ヱビスシネマ

そう、免許を持ってない僕の移動手段は、鉄道のみ。
でもそこは鉄道王国日本。
鉄道とバスを使えばたいていのところは行ける。

自宅からの所要時間を調べると約2時間半。
よし、レッツゴー。

『約束のステージ』の上映は、朝10時からの1回のみ。
少し余裕を見て、自宅を6時45分に出発。
JR尼崎で丹波路快速に乗り換えて篠山口まで。
そこからは福知山行の鈍行に揺られること30分。
9時過ぎに石生駅に到着。
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駅からはタクシー。

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到着。

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本日の上映スケジュール。
一番最初だ。

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中はこんな感じ。
喫茶店も兼ねてて食事もできる。

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カウンターの上にあったチラシ。
これ1枚だけということで写真を撮らせてもらった。

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スクリーンがあるのは2階。
暖かみのある木の椅子が素敵な会場だ。
全部で50席ほど。

お客さんは僕を含めて二人。
なんとも贅沢な上映会だ。

見たことのない映画の予告編が終わった後(どれも面白そうだった)、いよいよ本編の上映だ。
2時間弱の上映だったが、大きなスクリーン、素晴らしい音響で体験した『約束のステージ』は、紛れもなく映画クオリティーだった。
一度テレビで見ていたのでストーリーも覚えていたが、やはり同じ箇所で泣いた。
夢を託したところと最後の親子の再会の場面。
昭和の少し古臭い話なのかもしれないが、僕にはリアルで経験してきた時代だったこともあり、心揺さぶられるものだった。
敢えて(と言っていいと思う)今に寄せることもなく、その当時の空気そのままで、変わらない価値を描き切ってることに感動した。

まさしく百田夏菜子主演(土屋太鳳さんとW主演)の立派な映画だと思った。
そしてこの映画でも彼女は音楽的なチャレンジをしている。
ギターの弾き語りだ。
当時の彼女にとってはなかなかのハードルだったようだが、うまくそのシーンにフィットしていてよかった。

見終わった後次のバスまで時間があったので、そこで食事をとった。
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やはりヱビスビールと、ハンバーグカレー。

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最後にお亡くなりになった佐々部監督のパネルに献杯。

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バス停までは歩いて5分ほど。
時刻表はこんな感じ。
ま、そんなもんでしょ。

行きと同じルートで帰宅。
往復5時間の長旅だったけど、心地よい疲れで充実した一日となった。