Twitterで見かけたこの投稿がきっかけで、丹波に行ってきた。
緊急告知!
関係者の皆さんのご尽力で、読売テレビ開局60周年スペシャルドラマ「約束のステージ〜時を駆けるふたりの歌〜」を11月27日より「ヱビスシネマ。」で2週間上映できることになりました。
佐々部清監督の最後のテレビ映画作品。昭… https://t.co/Gvi4fhVUMh
グーグルマップで場所を調べると、最初の縮尺では、鉄道の駅が表示されない。
少しずつピンチインして範囲を広げていくと、ようやく福知山線の石生駅が現れた。
そう、免許を持ってない僕の移動手段は、鉄道のみ。
でもそこは鉄道王国日本。
鉄道とバスを使えばたいていのところは行ける。
自宅からの所要時間を調べると約2時間半。
よし、レッツゴー。
『約束のステージ』の上映は、朝10時からの1回のみ。
少し余裕を見て、自宅を6時45分に出発。
JR尼崎で丹波路快速に乗り換えて篠山口まで。
そこからは福知山行の鈍行に揺られること30分。
9時過ぎに石生駅に到着。
駅からはタクシー。
カウンターの上にあったチラシ。
これ1枚だけということで写真を撮らせてもらった。
スクリーンがあるのは2階。
暖かみのある木の椅子が素敵な会場だ。
全部で50席ほど。
お客さんは僕を含めて二人。
なんとも贅沢な上映会だ。
見たことのない映画の予告編が終わった後(どれも面白そうだった)、いよいよ本編の上映だ。
2時間弱の上映だったが、大きなスクリーン、素晴らしい音響で体験した『約束のステージ』は、紛れもなく映画クオリティーだった。
一度テレビで見ていたのでストーリーも覚えていたが、やはり同じ箇所で泣いた。
夢を託したところと最後の親子の再会の場面。
昭和の少し古臭い話なのかもしれないが、僕にはリアルで経験してきた時代だったこともあり、心揺さぶられるものだった。
敢えて(と言っていいと思う)今に寄せることもなく、その当時の空気そのままで、変わらない価値を描き切ってることに感動した。
まさしく百田夏菜子主演(土屋太鳳さんとW主演)の立派な映画だと思った。
そしてこの映画でも彼女は音楽的なチャレンジをしている。
ギターの弾き語りだ。
当時の彼女にとってはなかなかのハードルだったようだが、うまくそのシーンにフィットしていてよかった。
見終わった後次のバスまで時間があったので、そこで食事をとった。
やはりヱビスビールと、ハンバーグカレー。
バス停までは歩いて5分ほど。
時刻表はこんな感じ。
ま、そんなもんでしょ。
行きと同じルートで帰宅。
往復5時間の長旅だったけど、心地よい疲れで充実した一日となった。