メインエントランスからロビーへ
約9,000㎡の広々とした敷地に、レストランなどの共有スペースがあるセンター棟が二つ、その間に居住棟がいくつも建っています。敷地内は木々や草花が植えられてまるでヨーロッパのリゾート地のよう。センターB棟のエントランスから施設の中に入ってみましょう。
広々としたロビーに入ると、右手にあるフロントからスタッフが明るい声で迎えてくれます。左手には地元の人も利用する「カフェ・クレモナ」があります。カフェで休憩するのはあとにして、まずは館内を案内してもらいました。
食事は見晴らしのいい広いダイニングで
毎日の食事は広いダイニングでいただきます。天気のいい日には、大阪の「あべのハルカス」が見えるほど見晴らしがよく、日が暮れると夜景が美しく見えます。テラスでバーベキューをすることもあり、入居者さんも楽しみにされているそうです。
食事のメニューは、有名ホテルの料理長だった喜多耕造統括料理長と管理栄養士が考案。厳選した食材で栄養バランスがとれた料理は健康のためにベストですね。ロングライフでは各ホームに専属料理長がいて、料理長を中心にダイニング奥のキッチンで調理された、できたての料理が提供されます。
朝食メニューにあるパワーサラダは、野菜、果物、卵などのタンパク質、ナッツを組み合わせたもの。これひと皿で食物繊維やビタミンなどの栄養素がとれますね。私もぜひ食べてみたいと思いました。
昼と夜のメニューは、和洋中いろんな味を楽しめます。月に一回の「伝統カレー」の日には、日本で初めてカレー粉を作った、大阪ハチ食品のカレースパイスを使った喜多統括料理長のオリジナルレシピが登場。まろやかなコクとほどよいスパイシーさが人気です。今日は少なめの食事で、というときには、うどんなどの軽食もOKです。
普段はオープンにされていますが、個室にもできるプライベートルームがあり、家族と一緒の食事会などに利用されています。家族の分も食事を予約オーダーできるので、みんなで同じ料理を味わえます。
ダイニングの一角には落ち着いて読書をしたり、少人数で話したりできるコーナーも。
大きなオルゴールのある多目的ホール
2階の多目的ホールでは、毎朝、入居者さんが集まってストレッチを行なっています。イベントや少人数での脳トレはここで開催。カフェでテイクアウトしたお茶を飲んだりおしゃべりしたりする入居者さんもいます。
大きな窓から見える木々はオリーブやレモンなどで、すでに収穫ができたもののあるそう。年月が経ったらきっと立派な果樹園になりますね。これからの生長が楽しみです。
ホールの一角には手動式の大きなオルゴールが置かれています。ハンドルを回すとメロディーが流れますが、リズムを合わせるのが案外難しくて、みんなで盛り上がることも。デジタル音楽とは違う、オルゴールの美しい音色に気持ちが癒やされます。
廊下にある大きなケージにはつがいのコザクラインコが飼われています。レモン、ミントと名付けられた仲睦まじい2羽を見ていると、時間を忘れそう。
機能的で快適に過ごせる居室
居室がある棟は渡り廊下でつながっています。わざと凸凹に作られた建物は、海外のリゾートホテルでよく見られるように、プライバシーに配慮されていることがわかります。
居室の中を見せていただきました。落ち着いたトーンの上品な内装で、大きなクローゼットは収納力抜群、ベランダがあるのでちょっとしたガーデニングも楽しめます。
機能的なキッチンは、料理好きな人にとって嬉しいもの。安全に配慮した電磁調理器で腕をふるうこともでき、好きなときにお茶やコーヒーをいれてくつろぐこともできます。
バス・トイレももちろんバリアフリー。人がいるのに一定時間動きがない時は、センサーが反応して、ナースコールを鳴らします。常勤の看護師さんがいる点も安心ですね。
レストランや大浴場もありますが、部屋でゆっくりしたい日も快適に過ごせるように設計されています。24時間スタッフにサポートしてもらえて、自宅と同じように、いつもの生活ができるのは魅力ですね。
地元の人も利用するおしゃれなカフェ
センターB棟のロビーに戻って目当てのカフェに行くと、入居者さんがコーヒーを飲みながら読書をされていました。農薬を使っていない豆を使用し、焙煎にもこだわったコーヒーは美味しいと評判で、近隣の常連さんも多いのです。カプチーノやカフェラテ、アフォガード、さらにカフェインレスコーヒーもあるなど、種類も豊富です。
ランチ(11:30~15:00)やケーキもあるので、遊びに来られた家族とここで一緒に食事をされる入居者さんや、子どもを送ったあとのママ友ランチなど、施設内外の多くの人に利用されています。テラス席は爽快だし、予約制で貸し切りパーティもできる、素敵なカフェです。
・カフェ クレモナ
営業:9:30~16:00
定休:金曜
買い物は、出かけるもよし、施設内で楽しむもよし
エントランスには車寄せがあるので、日差しが強い時や雨の日でも、スムーズに送迎車に乗り降りできます。最寄り駅までの送迎を利用して、毎日お出かけする入居者さんも多いようです。乗降に不安があっても、気心が知れたドライバーさんのサポートがあるので安心ですね。
買い物に出かける方も多いのですが、ここでゆっくり過ごしたい方には、毎週火曜日に、移動スーパーの「とくし丸」がやってきます。生鮮食品からお菓子、日用品まで幅広い品ぞろえでお買い物が楽しめます。
また、ロングライフタウンの中にあるショピングスポット「寝屋川チャオパルコ」は、地域の人も多く利用しています。中でも焼き立てパンの「食ぱん道」は国産小麦100%のふわふわパンを好みの厚さにカットしてもらえ、その芳醇な香りと味わいは、売り切れが出るほど人気です。他にもクリニックや薬局、さらには地域の人の要望が多くてオープンしたコインランドリーもあります。
地域の人との交流イベントとしてバーベキューパーティなども開催。ロングライフ単独でなく、地域にとけこみ、助け合ってより良い環境をと考えられているのがよくわかりました。
住宅型有料老人ホーム
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レポーター:山野 かおり
【施設レポート】ロングライフタウン寝屋川公園 ~フィレンツェの丘~は素適なセカンドライフ ~老人ホーム探しのお役立ち情報~で公開された投稿です。