タイのサッカー協会は、サッカー日本代表の前監督でタイ代表を率いていた西野朗監督について、来年のワールドカップのアジア2次予選の敗退を受けて契約を解除したと明らかにしました。
西野監督は2018年のサッカーワールドカップロシア大会で日本代表をベスト16に導いたあと、タイサッカー協会の要請でおととし7月、タイ代表の監督に就任し、去年1月には2年間契約を延長していました。
しかし、来年開催されるワールドカップカタール大会に向けたアジア2次予選で、タイはグループの5チーム中4位にとどまり、最終予選に進むことが出来ませんでした。
こうした中、タイサッカー協会は29日夜「協会が定めた目標を達成できなかった」として、西野監督との契約を解除したと明らかにしました。
サッカー協会は、後任の監督を近く決定するとしています。