
年齢や性別を問わず、「知的な人」ってあこがれますよね。すぐに知的になれなくても、知的に見られる方法はないのでしょうか。本記事では、「知的な人」とはどんな人なのか、徹底解剖してみました!
【目次】
・「知的な人」とは
・「知的な人」の行動や、言動に関する特徴とは?
・「知的な女性」はモテる?
・「知的な人」に近づく方法とは?
・最後に
「知的な人」とは

そもそも「知的な人」とは、どんな人のことをいうのでしょうか。「知的」とは、「知識や知性が豊かなさま」を表す言葉ですから、「知的な人」とは、「知識や知性が豊かな人」のことです。言い換えれば、「聡明な人」「賢明な人」ともいえますね。
「知的な人」の行動や、言動に関する特徴とは?

「知的な人」とは、勉強ができるとか、物をよく知っていることだけを指すのではありません。そこはかとなく知性が漂う、そんな感じなのです。実は、「知的な人」だけにある、5つの特徴があります。紹介しますので、自分自身や周囲の人をチェックしてみてくださいね。
1:「知らない」ことを、「知らない」と言える
「知的な人」ほど、自分のことをよくわかっています。世の中には上には上がいるもので、どんなに、ものを知っている人でも、「自分がいちばんだ!」とは言い切れないもの。「知的な人」は、それを十分に理解しているのです。
ですから、「知的な人」ほど謙遜したり、わからないことを、「わからない」と言えたりするもの。「知らない」ことや、「わからない」ことは卑下することではなく、当然のことだということをよく理解しているのです。
2:好奇心が旺盛
「知的な人」は、すでになんでもよく知っているのに、さらに「知りたい」という欲求に溢れています。「なぜなんだろう」「どうしてなのかしら」「これってもしかして…」などと、物事に対して、たくさんの疑問を持つ傾向が「知的な人」にはあります。
「知的な人」は、答えをたくさん知っているのではなく、考えるきっかけを見つけるのが上手な人なのかもしれません。
3:思いやりがある
「知的な人」は、ものごとを客観視する力に長けています。先ほど述べたとおり、自分の「知らない」ことをよく把握できるのも、自身を客観視できるからですよね。
そんな「知的な人」は、人の立場に立って、ものごとを考えることも上手。相手の立場に立って振る舞うことができるので、周囲からは「思いやりのある人」という評価を受けることが多いのです。
4:順応性が高い
心理学では、条件が整わないなかにおいて、どこまで対応できるかによって、その人の本当の知性をはかるそうです。
考えてみれば、毎日の仕事でも暮らしでも、完璧に条件が整っているということなどあり得ませんよね。なにかしら条件に不足があっても、知恵や知識で上手に乗り切ることができるというのが「知的な人」の特徴なのです。
5:知的な友人が多い
「類は友を呼ぶ」とよく言いますよね。「知的な人」の周りにはやはり、「知的な人」が集まるものです。「知的な人」は常に好奇心旺盛で、疑問を解決することに楽しみを見出せます。そんな人がたくさんいる空間は、「知的な人」同志にとって、とっても刺激的で楽しいのです。
「知的な女性」はモテる?
「知的な人」には、同じく「知的な友人」が多いと述べました。これには男女の差はありません。「知的な人」には総じて、男だからこうあるべき、女だからこうしないといけない、というような理由のない考え方を、そのまま受け入れない傾向があります。
そのような慣習に近い考え方には、一旦立ち止まって「なぜ?」「どうして?」と考え、自分なりに納得できる答えを出そうとするのが「知的な人」なのです。
つまり「知的な女性」は、男性に対して、理由もなく男性らしさを押し付けることはしませんし、また相手の立場に立つことができるので、相手の男性も居心地が良くなります。さらに、話題が豊富なので、話していても楽しくて刺激的。こう考えると、「知的な女性」がモテるのは当然といえそうです。
「知的な人」に近づく方法とは?

「知的な人」になるには、知性を磨くことです。でも、これには時間がかかりそうですし、なかなかすぐには到達できないかもしれませんね。では、ひとまず知的に見える仕草や行動をとってみるのはどうでしょう。身につけるには、カタチから入るのも一つの手かもしれません。
1:メイクはナチュラルに
一般的に、金髪や派手なメイクは「知的」なイメージとは少し離れていますね。「知的な人」のイメージを出したい時には、ナチュラルメイクがおすすめです。髪の色も明るくしすぎるのは、イメージダウン。「知的な人」だと思われたい場合には、「落ち着いたイメージ」の髪型やメイクを心がけるといいでしょう。
2:服装はオーソドックスに
メイクや髪型同様、奇抜な服装は、「知的」だとは思われにくい傾向にあります。もちろん、個性的な服装や髪型であっても知性豊かな人はたくさんいますが、「ひとまず知的に見せる」ことを目的とする場合には、あまりおすすめできません。
シックな色合いのニットにスカート、足元は品のいいパンプス、そしてパール系のアクセサリーをさりげなく…といった、オーソドックスで品のあるファッションがいいのではないでしょうか。
3:姿勢をよくする
「知的な人」は、いつだって堂々としています。堂々と見せるには、まず、姿勢をよくしてみましょう。視線を上げて、ついでに口角も上げて。前向きな雰囲気が出せれば、「知的な人」に見えていると思いますよ。
4:相手の目を見て話をする
「知的な人」は、どんな人とも対等に接します。対等にというのはもちろん、心の在り方など、見た目にわかる方法として、しっかり相手の目を見て話をするという方法があります。
相手の顔も見ずに、「ふん、ふん」と聞き流していると、相手はどう思うでしょうか。「適当にあしらわれている」「見下されている」と感じることでしょう。
また、自信なさげに目を逸らしてばかりいると、「この人、何かやましいところがあるのかな」と、余計な勘繰りをされてしまうこともあるかもしれません。
いずれにしても、相手の目を見て話をしない人には、人はあまりいい印象をもちません。「知的な人」という印象を持たれたい場合には、まず、好印象をもたれるようにすることが前提となります。
5:読書をする
真の「知的な人」になるためには、知識をアップデートしていくことが不可欠です。インターネットなどで最新の情報を入手することも大切ですが、そのニュースがどういう意味をもつのかを理解し、自分なりの解釈ができるようになるためには、新しい情報だけではなく、その背後にあることを知らねばなりません。それを知るためには、本や新聞などがおすすめです。
何もかもに詳しくなる必要はありません。興味がもてそうなことを見つけて、関連する書籍を探して読んでみるといいですね。
最後に
どうですか? 「知的な人」になれそうですか? 好奇心は、人を魅力的に見せます。今の自分を卑下することなく、好奇心をもって暮らしてみましょう。きっと、「知的な人」になれますよ!
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