【ニューヨーク共同】米有名俳優のスカーレット・ヨハンソンさんは29日、新作で主演した映画「ブラック・ウィドウ」を、契約に違反して動画配信サービス「ディズニープラス」で劇場公開と同時配信したとして、配給元のディズニーをロサンゼルスの上級裁判所に訴えた。米メディアが伝えた。
訴えによると、ディズニーは新作を劇場のみで公開するとしていた当初の約束を守らず、自社株の値上がりも狙って動画配信サービスで同時公開。主に劇場の売り上げによる収入を約束されていたヨハンソンさんの利益を損なったとしている。
ディズニー側は、契約違反はないと主張している。