BMWは、伝説的なCSLの頭文字を復活させる。
BMWはM4でCSLの頭文字を復活させる。そのパワーはおそらく550馬力になるだろう。最新情報。
BMWは、主にレーストラック用に設計された「M4 CSL」を発表する予定だというのが、多くの人々の予想だが、新しいプロトタイプの写真が流出すればするほど、それを強く示唆している。
我々はそのクーペの仮面を剥ぐのに十分な理由をお届けする。
M4 CSLのキドニーには特別な要素がある
2020年に発表されたビルドコード「G82」の現行「M4」では、特にその大きなキドニーグリルが話題になった。
もちろん、それをベースにした「CSL」にも、ジャイアントサイズのキドニーグリルは備わっているが、デザインが異なる。
そのキドニーグリルには、水平なイプシロンの形をした大きなエレメントが収められている。
ライトシグネチャーの変更や、大型のスプリッターを備えた新しいエプロンもセットで考えられる。
リアでは、「M4 CSL」は、新しいスポイラーと、異なるエプロンが採用される可能性がある。
そして、2本のセンターテールパイプが埋め込まれるかもしれない。
当然のことながら、軽量化のために、多くのカーボンが使用されることが予想される。
加えて、軽量化されたホイールも軽量化に貢献することだろう。
その後ろには、おそらく標準的なカーボンセラミックブレーキシステムが搭載されるだろう。
おそらく最低でも550馬力は出るだろう
しかし、「CSL」の名を冠するには、もちろんボディワークを変えるだけでは不十分だ。
「M4コンペティション」が、すでに510psを発揮していることから、当然、最強の「M4」モデルに搭載される3リッター直列6気筒は、550馬力、あるいはそれ以上の出力を発揮することになることが想定される。
ただし、全輪駆動は軽量化の前提に反するため、「CSL」はおそらく後輪駆動のみの設定となるだろう。
市場への投入は、早ければ2022年になる見込みだ。
Text: Katharina Berndt
Photo: BMW AG