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国連環境計画(UNEP)は30日、アルジェリアのガソリンスタンドが先月から有鉛ガソリンの販売を中止したことを受け、世界中でほぼ1世紀にわたって続いた道路上の有鉛ガソリン使用が終わりを迎えたと発表した。

有鉛ガソリンはテトラエチル鉛という化合物を含むガソリンで、深刻な健康被害との関係が指摘されている。1922年に初の特許が認められて車の馬力を高める目的で使用できるようになり、70年代までに世界の…