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ウェス・アンダーソン監督の最新作「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」(日本公開:2022年1月28日(金))が、北米で公開され、好スタートを記録した。

©2021 20th Century Studios. All rights reserved.

 

「ダージリン急行」(07)、「ファンタスティック Mr.FOX」(10)、「犬ヶ島」(18)など数々の名作を生み出し、「グランド・ブダペスト・ホテル」(14)ではアカデミー賞4部門を受賞したウェス・アンダーソン監督の記念すべき10作目を飾る最新作。

 

舞台は、20世紀フランスの架空の街にある「フレンチ・ディスパッチ」誌の編集部。一癖も二癖もある才能豊かな記者たちが活躍し、国際問題からアート、ファッションから美食に至るまで深く斬り込んだ唯一無二の記事で人気を獲得している。ところが、編集長が仕事中に急死、遺言によって廃刊が決まってしまう。果たして、何が飛び出すか分からない追悼号にして最終号の、思いがけないほどおかしく、泣ける、その全貌とは。

 

本作は10月22日(金)より北米の14都市52劇場で公開。週末の3日間で興行収入134万8840ドルを稼ぎ出し、9位にランクイン。オープニング週末の館アベレージで2万5939ドルを叩き出し(※boxoffice mojo調べ)、「ブラック・ウィドウ」(週末館アベレージ1万9400ドル)、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(週末館アベレージ2万1300ドル)をしのぐ、コロナ禍以降過去18か月で初の圧倒的な新記録を樹立した。

 

特にコロナ禍以降、不振にあえいでいたアート系映画館にとっては、待望の超特大ヒットとなり、ウェス・アンダーソン監督作品への熱狂的な支持と、興行力の強さを証明する結果に。期間限定の「フレンチ・ディスパッチ」特設カフェを設置したニューヨークでは、3ブロックにもまたがる長蛇の列が出来、大盛況となっているという。

 

日本でも、プレミア上映となる東京国際映画祭のチケット抽選に応募が殺到し、瞬く間に完売するなど、海外に負けぬ人気を見せている。海外でも高評価レビューが相次ぎ、賞レースでの活躍にも注目を集める本作。日本では、ウォルト・ディズニー・ジャパン配給で、2022年1月28日(金)より全国公開される。

 

作品情報

「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」

2022年1月28日(金)全国公開

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

公式サイト:https://searchlightpictures.jp

 

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