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昨日の続き・・・というか音楽以外で印象深いものをまとめてみました。

■漫画
ストロボライト,SWWEEET/青山景

青山景先生の訃報はだいぶ凹みました。あの時は私事もあって追い打ちを食らったような気持ちでした。
上記は演出がユニークで「すげー」と思いながら読み、読み切った作品2つです。

石黒正数先生の「外天楼」もとても気になっているのですが、気が付くとどこも入荷待ちなんですよね・・・。来年かな・・・。

森恒二先生の「自殺島」、石黒正数「それでも町は廻っている」、大須賀めぐみ先生の「Walth」・・・など、いいなと思った作品はいっぱいあるのですが、青山景先生の作品が頭一つ抜けて印象に残っている感じです。

■ゲーム
スナッチャー(1985?)
Chaos;Head Noah(2010?)

スナッチャーはやっと初体験出来ました。
塩沢兼人さんの2役の演技、演出、FC時代っぽいアドベンチャーの感覚、まさか自分が生まれた年のゲームでこんなに楽しめるとは思いませんでした。

アドベンチャーがもう一つ。「Find the blue」という曲をバンドでやる事になって知ったゲーム。
プロットをさらっと聞いた感じ面白そうだったのと、ちょうどiPhone版がリリースされていたのでプレイ。
「サイコサスペンス熱血ミステリー科学アドベンチャー」みたいな感じでした。終盤のカタルシスはたまらんかったですね。
今年流行った「Steins;Gate」よりも、自分としては圧倒的にこちらの方が好みです。
シュタゲの話はまあ、オフレコです。いろいろ思うとこがあるのですが。

■アニメ
スクライド(2001)
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない(2011)
UN-GO(2011)
放浪息子(2011)
魔法少女まどか☆マギカ(2011)

見ての通りの「ノイタミナ無双」でした。

その中でも「放浪息子」がすこぶる評判でした。(俺の中で)
真剣にこういう性の問題(というかただの思春期の問題?)を取り扱った作品は今まで見たことがなかったし、終盤には予想のナナメ上を行く展開も見せてくれました。
何より、全部見た後に最終回がアニメオリジナル展開だと知って驚愕。よくあんなにかっこよく纏めたなあと。登場人物全員のセリフがかっこよかった。

UN-GOはただの古典リメイクじゃなくて、タイムリーなまでに現代版でした。
易しいのは「ボカロ文化」から始まり、ちょっと濃いのでは「スマートグリッド」っていう。
内容も臨六といういわばライバルの探偵が、かっこいい悪役してたなと思います。

スクライドは熱い。なんでこれ10年前に見なかったし。OPもかっこいいし。熱い。

あの花は個人的には違和感が拭えない部分もあるのですが、最終回は勢いで泣いてました。
もしかしたらお母さんのカットのところで一番泣いた。そんな奴はおれだけでしょうか。

まどかは、うん、楽しませていただきました。毎週ドキドキさせていただきました。10話までは。
因みに10話は無茶苦茶泣いてました。
ただオチが・・・。二人が救われるクリティカルな方法があると思ったら結局デウスエクスマキナだったっていう。デウスエクスマドカですね。(一応伏線はあったのだけど、伏線と呼べるかしら)
しかもエピローグにおける世界も「幸せか?」というとどうか分らないような締め方だったし。
余談ですが、これ完全に主人公ほむほむですよね。

■小説
すべてがFになる/森博嗣(1998)

1冊のみノミネートというあたりが、あああ、小説読んでないなー・・・と悲しくなります。
これはミステリーってよりは世界観を楽しむ、SFの色の方がもしかしたら濃いのかもしれません。
あまりにも有名な本なので内容は割愛しますが、キャラ付けや設定が10年以上前のものなのに、今流行ってる感じの色だなと、自分としては思います。
ゲーム化はされてるみたいだけど、これアニメ化してもけっこうウケると思うなあ。

■映画
インセプション(2010?)
カラフル(2010)
エヴァンゲリオン新劇場版序・破(2007,2010)

けっこう映画は観ました。自宅でですが。
先に書きますが2009年の映画「100,000年後の安全」は是非見てください。2011/12/23にDVDがリリースされたので。
放射性廃棄物について、考える・調べるきっかけになります。

で、ノミネート作。
インセプションは「目が離せない」というか「目を離したらわかんなくなる」という映画。
時間の流れ方の設定や、オチも「上手いことやったなあ」という映画。洋画でこんな当たりを引いたのは久しぶりだったのでとてもうれしいです。

カラフルは、内容は「予想通り」なんですが、変に生々しい描写があったり、重いテーマが多くて印象に残った、という感じです。
泣くってよりかは冷静に「いい映画だったな」っていう。

で、今年トップです。
やっと見ました。エヴァ新劇場版序・破

もう何がいいって、10年前にTVシリーズや漫画版読んでる人はそれと別の道を辿っていることそのものがヤバいはず。
破の方なんか特に、サウンドノベルでいう「別の選択肢」がガンガン出てくるんですね。そしてラストの渚カヲルのあのセリフです。泣くわ。「え、マジで?そういう畳み方にしてくれるの?そっちの選択肢が存在してていいの?結末期待していいの?」そんな事を思いました。
ああQが楽しみ。予告ではなんか宇宙戦してましたけど・・・

今年最後の日記がこんなんですみません。

いっつも言ってるんですけど、こういう物から学んだことって現実で何の役に立つの?時間は限られてるんだからエネルギー問題考えた方よくね?とか、自分で自分に言ってたりします。

だからせめて、なんらかの形でアウトプットして、それを見てくれた人が一瞬でも気分が高揚してくれればいいなと思います。

ということで新年は改めてライブ告知しますかね。

さ、菅野よう子さんのOPのためだけに紅白見るぞ。最初だけ。

チャオ

佐藤