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 河野太郎行政改革担当相は30日、新型コロナウイルスワクチンの「ブースター」と呼ばれる3回目以降の接種に関し「来年打つことになるのではないかと思う」との見通しを示した。米ファイザー製とモデルナ製の両方とも実施対象になるとした。ブースターの必要性については世界各国で判断が分かれており、導入を決めたのは変異株のデルタ株の感染が拡大しているイスラエルだけだ。

 ワクチンの接種率については「約8割を目指して頑張りたい」と述べた。8割に達すれば集団免疫を獲得できるかどうかについては明言を避けた。接種対象年齢は12歳以上を想定している。