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 文部科学省は31日、小学6年と中学3年を対象に今年5月に実施した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。新型コロナウイルス流行に伴う臨時休校など学習状況の変化で学力低下が懸念されたが、全教科とも平均正答率への影響は確認されなかった。ただ、新学習指導要領で「主体的・対話的で深い学び」と位置付けられたデータの読み解きなどには課題が見られ、同省は今回の結果分析を授業改善などにつなげるよう各教育委員会に求めていく。