イラクでは裁判所がようやく先般の総選挙の結果を確定しましたが、この決定を受け、旧議会議長が1月9日に第1回議会審議をすると声明したようです。
これでどうやらイラク政局は動き出したことになりますが、最初の会合から15日以内に新議会の議長および2名の副議長を選出し、その後30日以内に大統領を選出し、その後15日以内に大統領が首相を指名するという手順で動いていくことになるはずです。
これらの手続きの中でも最重要なのが、首相及びその後の内閣の選出になりますが、al jazeera netは,新議会では多数派を占める会派がなく、今後政府の成立まで多くの困難があるだろうと評しています
最大党派サドル師支持のサドル派ですが、これが全議席329名のうち73名しかなく
第2の政党進歩党が38名
独立諸派が同じく38名
マリキー元首相の法律の国家が33名
クルド民主党が31名
クルド連合が18名等と続いている由
今後は政府樹立を目指して、駆け引きと取引が行われるのでしょうが、何時頃新政府ができるのか、また取引を通じでイラク政局の問題の腐敗が蔓延らないか、注目されるところです