米Motorolaは10月30日(現地時間)、2008年第3四半期(7-9月期)決算を発表した。同四半期の売上は74億8000万ドルで前年同期比15.1%の減少、純利益(損失)は前年同期の6000万ドルの黒字から3億9700万ドルの赤字に転落した。世界経済の停滞もあり事業全体が低迷してる状態だが、その中でも特に携帯電話部門の落ち込みが前年同期比3割強と目立つ。同社では収益体質改善のための人員削減のほか、来年2009年に予定されていた携帯電話部門の分離を延期し、抜本的なリストラに取り組むことを表明している。