今回がラストチャンスとなりそうなのは、北海道帯広市などを選挙区とする北海道11区の中川郁子(ゆうこ)元衆院議員(62)。6年前、本誌(「週刊新潮」)に同僚の門博文前衆院議員との“路チュー”不倫が報じられた。その余波で、中川一郎から息子の昭一氏と受け継がれ、選挙の強さゆえ「中川王国」と謳われた選挙区を立憲民主党の石川香織前衆院議員に譲り渡し、郁子氏は比例復活もままならず。亡き夫・昭一氏の地盤を取り戻すべく、今回はまさに背水の陣、満を持しての出馬、のはずだったが……。