「ヘーヘーホーホー」などのとぼけた相づちで人気を博した漫才師の昭和こいるさんが12月30日午後、前立腺がんのため東京都北区の病院で死去した。77歳。群馬県出身。葬儀・告別式は近親者で行う。喪主は妻節子さん。
漫才コンビ「昭和のいる・こいる」のボケ役として寄席やテレビで活躍。のいるさんが振る話題に「ヘーヘーホーホー」「はい、はい、はい、はい」「そんなもんだよ、しょうがねえ」などと早口でいいかげんに応えるやりとりで笑いを呼んだ。
1976年にNHK漫才コンクールで最優秀賞を受賞。のいるさんの病気で近年は漫談などを中心に活動し、11月末まで舞台に出ていた。