- 定年後
- 定年前に職場が不安定になって仕事を辞めたとき
に、みなさんは何をしたいですか?
もちろん定年後に急に始めるのではなく、定年前から取り組んでいた方がいいと思います。
また生活費などの金銭的な問題を解決するためには早期からの資産形成と倹約生活を楽しむ必要があります。
わたしの場合にはそれとともに、何もしない生活が続かないようにしたいと思っています。
そのためにも頭を使う作業だけで、筋力が減って動くのもままならない状況になるのは避けたいです。
あくまでもきれいで販売できるような野菜を作るレベルではなく、家族が食べたり、近所に配るレベルです。
家族をみていて
家族が庭の一角を開墾して畑を作りました。
当初は小石が沢山敷き詰められていた庭でしたが、その一部の石を手作業で取り除いて土や肥料をまいて作りました。
今では下のようなたくさんの種類の野菜や花を、小さな庭に作っています。
- きゅうり
- ピーマン
- なすび
- ジャガイモ
- サツマイモ
- オクラ
- イチゴ
- かぼちゃ
- 花
仕事として働いた経験があるわけではありませんが、耳学問で作り始めました。
わたしは少しだけしか参加しませんが、普段のわたしの生活や仕事では経験しないようなことが畑仕事には沢山ちりばめられていると実感しました。
畑仕事のいいところ
もちろん土や花、野菜などの自然と接する・戯れる(たわむれる)ことで、心理的に安定する、リラックスするという効果があるかもしれません。
心理的な側面は確かにあるかもしれませんが、家族をみているとそれ以外の効果が高いのではないかと思っています。
頭を使う
まだまだ分かっていないことが多い分野ですが、「園芸療法」と言って認知症の方に畑仕事や園芸に参加すると効果があるという報告がたくさんあります。
特に畑仕事の経験がある方なら、昔を懐かしく思って楽しむことができるでしょう。
畑仕事は考えることがたくさんあります。
- どうやったら野菜がうまく沢山できるか
- 虫がいるのをどうしようか
- 土をどうやって改良しようか
- いつ収穫しようか
頭を使います。
年を重ねたときに、頭を使うために新聞やテレビを見るのもいいかもと思いましたが、一概にはよいとは言えないのではないかと思っています。
- テレビを見ることはあくまでもインプット中心で、アウトプット、つまり自分で考えることがおろそかになりがちです。
- テレビニュースを見るのも、頭を使いますが、多くは受け身の姿勢でテレビを見ることが多いからです。
- テレビ番組の内容やコメンテーターの意見に、自分の意見を持って反論するくらいの姿勢で見る習慣があればいいのですが。
体を使う
畑仕事をしてみると、意外と体力を使います。
畑を耕したり、草をとったり、管理したりと、することは沢山あります。
そうすると、足腰を思った以上に使います。
年を取ったときに、筋力・体力がなくてしたいことを楽しめない状態にならないためにはピッタリ。
野菜を作って収穫することは、楽しみながら、自然と体を使うため一石二鳥です。
人に喜んでもらえる
夏野菜は、意外と沢山収穫できます。
最盛期には自宅では食べきれないくらいです。
そのため近所に配っています。
そうすると
- 喜んでもらえる。
- 近所の人と会話する。
この喜んでもらえる、感謝されるということは一つの生きがいのようです。
特に仕事をしなくなったときには、人に感謝される・話をする機会は減るでしょうから、重要な要素です。
さいごに
定年後の畑仕事は、楽しみながら頭・体を使い、人に喜んでもらえるため一石二鳥以上のメリットがあります。
畑仕事に限らず沢山のことを楽しみたいですね。
そして楽しむためには、体力を維持して物忘れを予防したいです。
畑仕事は頭・体にも良いのではないかと思っています。
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