寸法が違う荷物の出荷作業を自動化する搬送システムを大成建設が開発、導入費用を半減

大成建設は、名港海運とともに、寸法の異なる荷物の荷揃えや搬送自動化する多品種荷姿搬送システムを開発し、名港海運西二区物流センター(南)に導入した。従来方式よりもコストをおよそ半分に抑え、省スペース化も実現する。…

森ビルが「ビルシステム向けサイバーセキュリティシステム」開発、一元管理で迅速な初動が可能に

森ビルは、ビルシステムに対するサイバー攻撃の脅威が高まるなか、メーカーやベンダー6社とともに、独自のビルシステム向けサイバーセキュリティシステムを開発した。従来はIT系のサイバーセキュリティシステムは、ビルシステムとは別の運用がされていたが、これを一元化することで、異常検知の際に迅速かつ効率的に対応できるようになる。…

長谷工が分譲マンションの管理組合向けにWebサービス提供、“理事会無し”で合意形成が可能に

長谷工グループは、分譲マンションの管理組合で現在、新型コロナウイルス感染症の影響で理事会を開きにくいことや修繕計画などで住民間の合意形成が難しくなりつつあることを受け、区分所有者向けにWeb上でコミュニケーションを図れる新サービスを提供する。…

NTT東日本と清水建設が建物運用のDXで協業、「DX-Core」を「地域エッジ」と連携

NTT東日本と清水建設は、清水建設が開発したソフト「DX-Core」の運用ソリューションをNTT東日のコンピューティング基盤「地域エッジ」と組み合わせて自治体などに提供することで、導入コストとランニングコストの削減につなげる協業をスタートした。…

レーザーで計測から3Dモデル化までを効率化する、ライカジオシステムズの多彩な測量製品群

ライカジオシステムズは、「第3回 建設・測量生産性向上展」で最先端のレーザー測量に関する製品展示を行った。なかでも、不動産の内見などで活用が広がるVRコンテンツの制作に用いるハンディタイプのレーザースキャナー、GNSSを手軽に活用するための受信アンテナは、来場者の関心を集めた。…

全保管庫に定温設備を完備した物流施設が横浜市で竣工、上組

上組は、神奈川県横浜市の南本牧埠頭で計画を進めていた「南本牧物流センター2号棟」が2021年8月30日に竣工したことを公表した。南本牧物流センター2号棟は、穀物類の取り扱いをするために、全保管庫に定温設備を備え、厳格な温度管理による品質管理を実現している。…

都市木造の現在、建築基準法と木造の最新耐火技術

本連載では、一級建築士事務所 鍋野友哉アトリエ/TMYAを主宰する一級建築士の鍋野友哉氏が、近年環境に優しいなどの理由で関心を集める木材活用にスポットライトを当て、国内と世界における木造建築の歴史や最新の木造建築事例、木材を用いた構法などを紹介する。連載第6回となる今回は、国内の都市木造建築物と、都市での木造を実現するためにクリアすべき建築基準法や耐火技術について採り上げる。…