電気化学的防食工法「リペアカーテン」を供用中の橋梁に適用、安藤ハザマ

安藤ハザマは、2016年に電気化学的防食工法「リペアカーテン」を開発した。同社は、北陸地方の市町村が管理する橋梁の維持管理に有効な技術を選定するイベント「補修オリンピック」に参加し、市道として供用中のRC造橋脚1基にリペアカーテンを適用。今後は、補修オリンピックの経過観察期間となる5年間の効果検証を行いつつ、中性化や塩害対策を必要とする他の構造物への適用を進めていく。…

新築分譲マンション市場を調査、第1回緊急事態宣言の反動で1都3県で販売戸数が上昇

不動産経済研究所は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県を対象に、2021年上半期(1~6月)の新築分譲マンション市場動向を調査した。リサーチの結果によれば、最初の緊急事態宣言中に供給が大きく落ち込んだ前年上期からの反動を受けて、新築分譲マンションの販売戸数は全てのエリアで上昇したことが分かった。…

フジタがWebブラウザからドローンを操作可能なシステムを開発、今後は5Gを活用

フジタは、センシンロボティクスと共同で、Webブラウザを介してドローンのリモート操作と取得画像の共有が可能な「遠隔臨場ドローンシステム」を開発した。今後、両社は、ドローンの制御・通信に5Gを活用することで、映像の高画質化と通信の高速化を進めていく。…

三河島駅前北地区の再開発が始動、約1.5haに住宅・商業・業務・体育館の一体の街づくり

三井不動産レジデンシャル、野村不動産、三菱地所レジデンスが東京都荒川区西日暮里一丁目で計画中の再開発プロジェクトが本格始動する。三河島駅前の立地を生かし、住宅・商業・業務・体育館が一体となったミクストユースの街づくりを行い、同地で懸念されていた土地の有効活用や防災面の強化、道路環境の整備なども行う。…

奥村組らがマスコンクリートのパイプクーリング制御システムを開発

奥村組とアクティオは、マスコンクリートの温度によるひび割れを抑制する工法の1つとして、パイプクリーニングで、クーリング水の流量・流方向を自動で制御し、コンクリート温度を管理目標値に近づけるシステムを開発した。今後、両社は、温度によるひび割れの発生しやすい断面の大きな壁・柱部へも新システムの適用を広げる方針を示している。…

高セキュリティ・高速・大容量の“5G通信”を森ビルで実証、ビル運営・管理のDXに

森ビル、イーヒルズ、パナソニックは、プライベートLTEと将来はローカル5Gの活用を見据えた通信の実証実験を森ビルなど4カ所で行っている。通信環境を構築すれば、オフィス外の自宅でも、高セキュリティで高速・大容量の通信環境が整いニューノーマルな働き方を後押しするだけでなく、その特性を生かして、さまざまなデータをビルシステムに一元化するなどビル管理業務の効率化やテナント向けの新たなサービスとなることも想定されている。…

現場作業者の熱中症と労災を見える化する新サービス、谷沢製作所

谷沢製作所は、現場で生じる熱中症を含む労働災害の対策で役立つソリューションとして、IoTセンサーで従業員の体調をリアルタイムにチェックする監視・通知サービス「センサー見張りっ子」を開発した。センサー見張りっ子のリリースは、2022年以降となる予定だ。…