戸田建設が自律走行ロボを活用し、ビル内全体のCO2計測と情報共有のシステムを開発

戸田建設は、自律走行ロボットを使用し、「ビル内移動環境計測・通知システム」のプロトタイプを開発した。ビル内移動環境計測・通知システムは、自律走行ロボットに搭載したCO2センサーとビル内に設置されている固定型CO2センサーの情報を統合させ、実態に即したCO2濃度情報をビル管理者に提供する。加えて、ビル内の従業員や来訪者へCO2濃度に基づく環境情報を通知する。…

濃縮余剰汚泥対象の下水処理場向け「オゾン可溶化反応装置」を開発

三菱電機と日鉄エンジニアリングは、下水汚泥に含まれる微生物を主体とする難分解成分をオゾンガスで効率的に溶かす「オゾン可溶化反応装置」を開発し、日本下水道新技術機構の建築技術審査証明を2021年7月9日に取得した。バイオガスを20%以上増産し、温室効果ガスの削減にも貢献する。…

「ロックウール吹付け機車載トラック」を開発、清水建設

清水建設は、アトムラ工業とともに、ロックウール吹付け作業がスムーズに行える「ロックウール吹付け機車載トラック」を開発した。今後は、ロックウール吹付け機車載トラックを移動式プラントとして使用し、作業効率の低い狭い現場や小規模作業現場のロックウール吹付け作業に投入し、需給逼迫が懸念されている耐火被覆工事の生産性向上につなげていく。…

Microsoftが提言するニューノーマル時代のクラウド化メリット、「目からウロコ!これからのクラウド活用術」<前編>

2021年10月1日、住宅用3DCADメーカー福井コンピュータアーキテクトは、Webセミナーイベント「A-Styleフォーラム Vol.8」を開催した。建築分野におけるクラウド活用をメインテーマに、日本マイクロソフトによる基調講演をはじめ、指定確認検査機関の建築確認申請電子化の解説、実力派設計コンサルによる設計効率化テクニックの紹介など、多彩かつ充実した3時間となった。前・中・後編と3回に分けてお送りするうち、前編の今回はオープニングセッションと日本マイクロソフトの基調講演を中心にレポートする。…

2021年度の住宅用断熱材市場は前年比増の1兆8242億円、改修需要と感染症対策が要因に

矢野経済研究所は、住宅設備機器メーカーや関連団体などを対象に、国内の住宅設備機器市場における動向について調べたレポートを公表した。調査結果によれば、2021年度における主要住宅設備機器の市場は前年度比3.4%増の1兆8242億円になると予測した。…

IoTセンサーと3D都市モデルを活用した防災サービスの開発をスタート、応用地質ら

東京海上日動火災保険と応用地質は、IoTセンサーで取得したデータと3D都市モデルを活用し、台風や集中豪雨などによる浸水被害を見える化する防災サービスの開発をスタートした。今後は、高度な流体解析技術やリアリティーのある可視化技術を取り入れて、データ活用の高度化を目指す。さらに、自治体から地域住民への効果的な防災情報の伝達や企業からステークホルダーに対する災害リスク説明を効率化するリスクコミュニケーションツールの開発を進める。…

延べ6.6万m2の「都市型コンパクトタウン」を埼玉県川口市で開発、野村不動産

野村不動産は、埼玉県川口市で、多機能かつ高い利便性を備えた「都市型コンパクトタウン」の実現を目指し、複合施設「プラウドタワー川口クロス」の開発を進めている。プラウドタワー川口クロスでは2021年10月2日に完全予約制でモデルルームをオープンした。…