米ニューヨーク市を拠点とするシェフのジョセフ・ユンさんは4年前、芸術プロジェクトとして昆虫の料理を始めた。「おいしくて栄養豊富で持続可能な」食材として、昆虫に目を向けてもらいたいと呼びかけている…
新たな変異株、「危険信号」との見方も米国は情報収集必要 ファウチ氏
ファウチ米大統領首席医療顧問(米国立アレルギー感染症研究所長)は26日、南アフリカで初めて確認された新型コロナウイルスの変異株「B.1.1.529」に触れ、「危険信号」との見方に言及しつつも、米国は南ア関係者と緊密に連携して情報収集に努めている状況だと明らかにした。
南アフリカの保健相は25日、国内の一部で急速に広がっているとみられる新たな変異株の発見を発表。世界保健機関(WHO)は26日、こ……
オミクロン株感染、香港で2人目 ベルギーでも初の事例
香港政府は27日までに、南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの新しい変異株「オミクロン株」について2人目の感染が判明したと報告した。
報道発表文で、香港大学によるゲノム解読でわかったとした。2人とも香港に戻った旅行客で、指定された隔離用ホテルの同一の階にいたことが突き止められた。
オミクロン株については、より強い感染力が懸念されている。世界保健機関(WHO)は国際的に公衆衛生上の重要さ……
ソロモン諸島で暴動、外出禁止令を発令 親中外交にも反発
南太平洋のソロモン諸島政府は27日までに、首都ホニアラでのソガバレ首相の退陣を要求するデモ隊が暴徒化し、略奪や放火などが起きたことを受け、毎夜の外出禁止令を発令、全ての公務員に在宅も命じた。
デモは26日まで3日間続き、首相公邸にデモ隊が集結する緊迫した事態ともなっている。政府は先に36時間の外出禁止令を出していたが、人口が最多のマライタ州から多く来た数千人規模のデモ隊はこれを無視し、路上で抗……
台湾から中国へ逃亡の殺人事件容疑者、現地の隔離措置で身動きとれず
台湾で男性1人を射殺した後中国へ逃れたとみられる容疑者が、現地の隔離措置によりホテルで「缶詰め」となったため、難なく身柄を確保される見通しであることが27日までに分かった。感染抑止を目的とした厳格な隔離措置が、逃亡犯の逮捕にも一役買う形になりそうだ。
新型コロナのパンデミック(世界的大流行)以降、中国は世界で最も厳しい部類の国境規制を実施している。観光客から学生まで、中国本土への外国からの渡航……
北朝鮮で朽ちゆく世界初の「海上浮遊式ホテル」
そのホテルはかつて、オーストラリアのサンゴ礁「グレートバリアリーフ」の真上に浮かぶ五つ星の高級リゾートだった。現在、同ホテルは韓国と北朝鮮を隔てる非武装地帯(DMZ)から車で20分の位置に荒れた状態でたたずんでいる。
世界初の海上浮遊式である同ホテルにとって、この場所は約1万6000キロにおよぶ旅の終着点となる。30年あまり前、豪華なヘリ移動や高級料理を提供して始まった旅はしかし、悲劇とともに……
マドンナさんがインスタ批判、「乳首」理由に写真を削除され
米歌手マドンナさん(63)がこのほど、乳首の一部が写っていることを理由に複数の写真を削除されたとして、SNSのインスタグラムを批判した。
公式アカウントへの25日の投稿によると、インスタグラムが成人の裸体に関する規則への違反を理由に写真を削除したことを受け、マドンナさんは再投稿を決めた。
再投稿された写真には、網ストッキングをはいて寝室で様々なポーズを取るマドンナさんの姿が写っている。乳首の部……
ミュージカル界の巨匠、S・ソンドハイムさん死去 91歳
「ウェストサイド物語」、「イントゥ・ザ・ウッズ」、「スウィーニー・トッド」、「ジプシー」といったミュージカルの作詞や作曲を手掛けたスティーブン・ソンドハイムさんが26日に死去した。91歳だった。
米紙ニューヨーク・タイムズが、ソンドハイムさんの弁護士を引用して報じた。突然の死去で、前日には友人とともに感謝祭を祝う夕食を楽しんでいたという。
ソンドハイムさんはキャリアを通じアカデミー賞、ピュリツ……
ウクライナ大統領、「ロシア人とウクライナ人がクーデター企図」と発言
ウクライナのゼレンスキー大統領は26日、首都キエフで記者会見を行い、ウクライナ人とロシア人からなるグループが来週のクーデター実行を企図していると述べた。
12月1日か2日にクーデターが計画されていることを示す諜報(ちょうほう)を受け取ったという。
ゼレンスキー氏によると、ウクライナ人とロシア人がクーデター計画を話し合っている音声が存在する。これらの人物はウクライナ有数の富豪であるリナト・アフメ……
米政権、南アなど8カ国からの渡航を制限へ 29日から
バイデン米大統領は26日、米国は南アフリカなど8カ国からの渡航を29日から制限すると発表した。新型コロナウイルスの新たな変異株が出現したことを受けた措置。
バイデン政権はファウチ大統領首席医療顧問や米疾病対策センター(CDC)の助言を踏まえ、南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、マラウイからの渡航を制限する。
新たな変異株は「オミクロン株」と名付けられ……