ルネサス エレクトロニクスは2021年10月6日、オンラインで記者説明会を実施。同社オートモーティブソリューション事業本部の事業本部長、片岡健氏が車載事業戦略について語った。
使用電力の100%を再エネに、村田製作所の工場で「初」
村田製作所は2021年10月12日、脱炭素化の取り組みの一つとして、同社生産子会社の金津村田製作所(福井県あわら市)の使用電力を100%再生可能エネルギー(再エネ)とすることを発表した。工場に導入した太陽光発電システムと蓄電池ユニットおよび、再生可能エネルギー由来の電力調達を組み合わせることで100%を達成する。…
新日本無線、CMOSコンパレーターICをサンプル出荷
新日本無線は、消費電流がチャネル当たり0.6μAと極めて小さく、EMI耐性は100dBと大きいCMOSコンパレーターIC「NJU77212」のサンプル出荷を始めた。
明暗の錯視を模倣、人工視覚イオニクス素子を開発
物質・材料研究機構(NIMS)は、人間の網膜神経細胞をまねた「人工視覚イオニクス素子」を開発した。この素子は、人間の目のように明暗の境界付近が強調される錯視を模倣できることを初めて実証した。…
BAWフィルター用圧電薄膜の電気機械結合係数向上
早稲田大学は、スマートフォン向けBAW(バルク弾性波)フィルターにおいて、AlN(窒化アルミニウム)圧電薄膜の電気機械結合係数を、従来比で最大約1.4倍に増やすことに成功した。また、理論計算によって電気機械結合係数の向上に関するメカニズムも解明した。…
ニッポンの「デジタル化」推進について考える
2021年9月、政府は「デジタル庁」を新設した。国/地方行政のIT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目的にしたIT分野を担当する省庁だが、果たして上手く機能してくれるだろうか。残念ながら日本のデジタル化、システム化は「官」も「民」も世界の中では後進国に甘んじている。ここでは、どうすればデジタル化を推進できるのか、筆者の持論を展開させていただきたい。…
レドックス・フロー熱電発電で発電密度を1桁向上
東京工業大学の研究グループは、排熱源を冷却しながら発電を行う「レドックス・フロー熱電発電」で、従来に比べ発電密度を1桁以上高くすることに成功した。
量子コンピュータ市場、2030年度は2940億円規模へ
矢野経済研究所は、国内の量子コンピュータ市場(サービス提供事業者売上高ベース)を調査し、2030年までの市場予測を発表した。2021年度見込みの139億4000万円に対し、2030年度は2940億円規模に達する見通しである。…
MRAMの制約を克服するスピン軌道トルク
AntaiosのCEO(最高経営責任者)を務めるJean-Pierre Nozières氏は米国EE Timesのインタビューで、「スピン軌道トルク(SOT)MRAMは、スピン伝達トルク(STT)MRAMが現在直面している“トリレンマ”に対処できる」と語った。…
“欧州の野望”の実現を目指す「European Chips Act」
実現に必要な「3要素」とは。