ASMLは2022年1月7日(オランダ時間)、同社ベルリン工場で同2日夜に発生した火災に関する予備調査の結果を発表した。同社は、EUV(極端紫外線)露光装置用のウエハークランプの製造エリアが一部、火災の影響を受けたなどとしている。…
再燃した“半導体業界への熱気”、絶やしたくない
年明け早々、半導体関連のニュースが報じられました。
「企業文化」になじめるか、TSMCアリゾナ工場の課題
TSMCのアリゾナ新工場が、従業員管理をめぐる問題に直面している。同社は台湾において、長時間労働やその経営文化のおかげで世界最大の半導体専業ファウンドリーへと成長したが、アリゾナ工場の従業員たちにとってはそれが不慣れなものであるためだ。…
東北大ら、磁気回転効果利用のナノモーターを提案
東北大学は、東京大学らと共同で、磁気回転効果を利用したナノモーターを提案し、この駆動メカニズムに関する量子論を構築した。強磁性体電極と電子のスピンを用いた機構は、ナノスケールの微小機械を回転駆動させる有力な方法として注目される。…
「MUSES」シリーズとして初の高音質電源IC
日清紡マイクロデバイスは、高音質のオーディオ専用デバイス「MUSES」シリーズとして初となる「高音質電源IC」を開発、2022年春よりサンプル出荷を始める。高音質化が進むD-Aコンバーターなどの用途に向ける。…
Nestwaveが低電力GPSトラッカーを発表、薄く再利用も可能
Nestwaveは、バッテリー寿命が数年持続する、薄くて再利用可能なロジスティクストラッカー「ThinTrack」をSAMEA Innovationと共同開発している。同社が「CES 2022」(2022年1月5~8日、米国ネバダ州ラスベガス)で発表したThinTrackは、Nestwaveのジオロケーション技術を使用して消費電力を削減し、バッテリー寿命を延ばしている。Nestwaveは、欧州連合(EU)の「Horizon 2020」プログラムの開発支援を受けている。…
中国のロックダウン、DRAM供給停止を招く恐れも
Samsung Electronics(以下、Samsung)とMicron Technology(以下、Micron)が、中国西安市に保有するメモリチップ工場の生産を減速させている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大を受け、人口1200万都市である西安が2021年12月23日、ロックダウン(都市封鎖)に踏み切ったためだ。…
イジング問題をGPUの100倍の速さで解く光チップ
光コンピューティングを手掛ける米の新興企業Lightelligence(ライテリジェンスと発音)が、シリコンフォトニクスアクセラレーターのデモを披露した。一般的なGPU搭載システムに対し、イジングモデルを100倍以上の速さで解くことが可能だという。…
Micronの四半期業績、前年比の売上高が33%増、利益が3倍と好調
今回は、Micron Technologyの2022会計年度第1四半期(2021年9月~11月期)の業績を紹介する。
「CXL」と「Gen-Z」のコンソーシアムが統合へ
「Compute Express Link(CXL)」コンソーシアムが「Gen-Z」コンソーシアムの資産とIP(Intellectual Property)を引き継ぐという知らせは、意外なことではない。2つのグループは重複する部分が多かったが、業界での勢いはCXLの方が大きいからだ。…