INTERNET Watch

　本番環境で大失敗をやらかした人がそれを振り返って紹介する毎年恒例のAdvent Calendar「本番環境でやらかしちゃった人のカレンダー」が、今年も開催されることになった。 　これは12月1日から25日まで、特定のテーマに基づいて参加者が体験談を発信していくQiita Advent Calendarにおいて毎年開催されている人気企画で、「本番DBを吹き飛ばした」「本番サーバーをデストロイした」など、過去に本番環境でやらかした経験を持つ人が、その惨劇を引き起こした理由と、二度と起こさないためにどうしたかを紹介するというもの。読むだけで胃が痛くなる刺激的な体験談ゆえ、数百件のは…

　MacBookにタッチスクリーンやFace IDを導入する予定が今後もないことを、Appleの幹部がインタビューで語っている。 　これはWSJ紙に掲載されたMacBook Proのレビュー記事において、Apple幹部のJohn Ternus氏が答えているもの。MacBook Proは多くのChromebookやWindows PCと異なり、タッチスクリーンが搭載されていないが、同氏によるとタッチ対応のコンピューターはiPadが目指すものであり、MacBookはキーボードやタッチパッド／マウスでの操作に最適化されており、そうした位置付けを変えることは考えていないとコメント。また…

Internet Weekの25周年記念となる今年の「Internet Week 2021」は、「明日（あした）のカタチ」がテーマ 　一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター（JPNIC）は、インターネットの技術者向けのカンファレンス「Internet Week 2021～明日（あした）のカタチ～」をオンラインで開催する。会期は11月16日～26日。このうち16日・17日・18日はハンズオンプログラム、19日・22日・24日・25日・26日はカンファレンスが行われる。 　参加するには、11月11日17時までに登録が必要。参加費は5000…

　11月は「テレワーク月間」として、テレワークの普及・推進のためのイベントなどが行われる。総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省および学識者、民間事業者などから構成されるテレワーク推進フォーラムが中心となり実施されるもの。テレワークを実施する企業、団体、個人などと協力して、働き方の多様性を広げる国民運動になることを目指すという。 期間中は産・官・学がセミナー、テレワークのさらなる活用と定着を目指す 　11月2日には、オンラインセミナー「2021年度 産官学連携セミナー ～コロナ禍のテレワークとテレワークの未来～」を開催。自治体・学校のテレ…

　サラリーマンの秋～年末の風物詩、「年末調整」がやってきた。読者のお手元には生命保険会社から保険料控除の証明書が届いているだろう。年末調整の期間は長く、お勤めの会社によって、早い人は10月下旬、最も多いのが11月中旬、遅めの人は12月上旬と1カ月半ほど差がある。一般的に社員数の多い会社は早め、少ない会社は遅めとなるが、大企業は社内システムに組み込まれ、前年のデータが引き継げるので楽になったという声も多い。 　とはいえ、毎年SNSでは「分からん」「面倒くさい」「ハガキ（控除証明書）がない」「期限過ぎた」など悲痛なコメントが多いのは事実。ここでは「書き方が…

　QNAPは、NASへの装着にも対応するデュアルポート10GBASE-T対応LANカード「QXG-10G2TB」を10月27日に発売した。国内では株式会社ユニスターが取り扱っているほか、NTT-X Storeでは3万3240円で販売されている。 　PCIe Gen3 x4接続のLANカードで、LANチップにはAQtion AQC113CCを採用。2ポートとも、10/5/2.5GBASE-Tと1000BASE-T/100BASE-TXに対応する。CAT5eケーブル利用時には5Gbps。CAT6Aケーブル利用時は10Gbpsで接続できる。 　対応OSは…

　オークションサイトで、激安で商品が出品されていたので、ダメ元で安く入札したら、そのまま落札できてしまうことがあります。通常であればラッキーなのですが、最近またオークションがらみのネット詐欺が話題になってきているのでご紹介します。 　商品詳細の送料に関する説明をチェックすると、一律7500円とか3万円といったあり得ない金額が書いてある出品が見つかります。ユーザーとしてはまとめてその料金を支払わなければならないので、想定より高い金額になってしまいます。 　その多くが海外から発送すると記載している点が特徴です。実際に海外から発送されているわけではないのですが、それが高額な理由とし…

　ティーピーリンクジャパン株式会社（TP-Link）は、独自メッシュ機能に対応するコンセント直挿し型のWi-Fi 6中継機「RE600X」を10月28日に発売した。市場想定価格は7920円。 　Wi-Fi 6ことIEEE 802.11axに対応し、最大通信速度は1201Mbps（5GHz帯接続時）または574Mbps（2.4GHz帯接続時）。同社独自のメッシュWiｰFi機能「OneMesh」に対応しており、Archer AX73/AX4800などのOneMesh対応ルーターと接続することで、メッシュWi-Fiを構築できる。 　本のアンテナが外付けだ…

中島 由弘フリーランスエディター／元インターネットマガジン編集長。情報通信分野、およびデジタルメディア分野における技術とビジネスに関する調査研究や企画プロデュースなどに従事。…