ソフトバンク、LINEモバイルを吸収合併 ヤフー親会社とLINEの経営統合に伴い

 ソフトバンクは10月22日、LINEモバイルの吸収合併を決定したと発表した。効力発生日は2022年3月1日。ソフトバンクを存続会社とする簡易吸収合併で、LINEモバイルは解散する。LINEモバイルのMVNOサービスはソフトバンクが継続する。

 この吸収合併は、ソフトバンクグループ傘下のZホールディングスとLINEの経営統合の一環として実施するもの。ソフトバンクは20年12月にLINEモバイルの完全子会社化と吸収合併に向けた検討を開始。21年3月には完全子会社化を決定した。

ソフトバンクが高校向けAI教材 講師も派遣 プログラミング教育に対応

 ソフトバンクは10月20日、高校生向けのAI活用人材教育プログラム「AIチャレンジ」を2022年4月から提供すると発表した。高等学校に新設される「情報I」「情報II」向けの教材を販売する他、オプションで授業サポートや講師の派遣などにも対応する。教材はZOZO子会社のZOZO NEXT(千葉市)で取締役CAIO(最高AI責任者)を務める野口竜司氏のアドバイスを得て独自に開発した。

 情報I、情報IIは22年4月から高等学校で始まる新設科目。プログラミングも含めITの基礎と実践を…

ヤフコメ、投稿停止措置の基準を厳格化 違反が多いコメント欄は自動で非表示に

 ヤフーは10月19日、「Yahoo!ニュース」のコメント欄の健全性を向上させるため、「投稿停止措置」の適用基準を厳格化するなどの誹謗(ひぼう)中傷対策を強化すると発表した。

 Yahoo!ニュースのコメント欄では、AIにポリシー違反の判断を受けたコメントを複数回投稿しているユーザーに対し、コメント投稿時に「乱暴な言葉遣いや他人が傷つく内容がないか考えてみましょう」と注意喚起する機能を2020年7月に導入している。ヤフーによると機能導入後4カ月で、コメント欄の利用者が増えた一方…

AIで「くも膜下出血か脳梗塞か?」を即座に判別 千葉市で年度内に実用化へ

 千葉大学発のスタートアップ「Smart119」(千葉市)は10月18日、同社が開発したAIによる脳卒中診断についての論文が、国際科学誌「Scientific Reports」に掲載されたと発表した。救急患者の容体や当日の天気といった情報を基に、脳卒中の中でも「くも膜下出血」「脳梗塞」「脳出血」「主管動脈閉鎖」のいずれに患者が該当するかを判別できるという。

 脳卒中は脳の血管が詰まったり破れたりすることで脳に問題が起きる病気。突発的に発病する上、くも膜下出血などさまざまな病状に…

「楽天ポイント利息」スタート、年利0.108%で預金を体験 主要共通ポイントでは初

 楽天グループは10月18日、同社が提供する共通ポイント「楽天ポイント」が所定の利率で増えるサービス「楽天ポイント利息」の提供を始めた。楽天IDを持つユーザーがポイントの利用状況などを確認できる「楽天PointClub」から任意のポイントを預け入れると、月利0.009%(年利0.108%)分を還元する。同社は、主要共通ポイントでは初の取り組みとしている。

 毎月末の午後11時59分59秒時点で「利息口座」に預けられたポイントを元本に利息を計算し、翌月5日に利息口座へポイントを付…

Twiterで「テレワークできるならすべき」の声 首都圏で最大震度5強の地震受け – ITmedia

 10月7日午後10時41分ごろ発生した千葉県北西部地震により、鉄道の遅延や運転見合わせが発生したことなどから、Twitter上で「テレワークできるならすべき」との声が挙がっている。

「テレワーク」がトレンド入り

 気象庁によれば、地震の震源は千葉県千葉市、深さは75km、マグニチュードはM5.9、最大震度は東京都足立区や埼玉県川口市など震度5強を記録した。東京23区で最大震度5強を観測したのは約10年ぶり。
 この地震の影響で、関東では日暮里・舎人ライナーが…

AIで“非実在モデル”のトーク動画生成、日経が開発 報道や司会用途を想定

 日本経済新聞社の研究組織「日系イノベーション・ラボ」は10月4日、AIベンチャーのデータグリッド(京都市)と共同で、AIで生成した実在しないモデルがしゃべっているような動画を制作できるシステムを開発したと発表した。報道やイベントの司会として利用を想定する。

 AIで作成した実在しないモデルのデータと音声データを入力すると、唇や表情の動きを自動生成し、動画化する。入力する音声の言語に制限はない。写真や動画を基に、実在する人物の映像を自由に動かしたり、顔のみをAIが作った非実在モ…