富士通セミコンダクターメモリソリューションは、100兆回の書き込みを保証したパラレルインタフェースの8MビットFRAM「MB85R8M2TA」のサンプル提供を開始した。高速動作と低消費電力を両立し、SRAMの代わりとして産業機械に利用可能だ。…
極小部品のライン上でのトレーサビリティー確保へ、オムロンが新コードリーダー
オムロンは2021年12月1日、小型で高速、高精度の認識が可能な小型コードリーダー「V440-F シリーズ」を発売したと発表した。コンパクトなボディーながら従来モデルに比べ高速、高精度の認識が可能であるため、幅広い製造現場工程の部品認識などに活用でき、高度なトレーサビリティーシステム導入を実現する。…
中国の工作機械生産能力を月産300台体制へ増強、旺盛な需要に対応
スター精密は、工作機械事業の中国製造子会社、斯大精密の工場拡張と生産設備の増設を実施する。生産能力を月産300台体制へ増強し、工作機械の旺盛な受注に対応することで、中国市場でのさらなる売上拡大を図る。…
メルセデス・ベンツとステランティスが全固体電池ベンチャーに出資、2026年製品化
全固体電池を開発するFactorial Energyは2021年11月30日、メルセデス・ベンツやステランティスと共同開発契約を結んだと発表した。双方から出資を受け、全固体電池の実用化を急ぐ。なお、2021年10月には現代自動車と起亜自動車がFactorial Energyと全固体電池を共同開発すると発表している。…
製造現場におけるボトルネック解消を支援するソリューション提供開始
PTCは、製造現場におけるボトルネック解消を支援するIIoTソリューション「ThingWorx Digital Performance Management」の提供を開始した。生産状況やボトルネックの分析などを可視化し、製造現場の効率改善を支援する。…
室温で簡単に製造できる、疑似固体リチウムイオン電池の3D製造技術
東北大学は、リチウムイオン伝導性イオン液体電解質の3Dプリント製造技術を開発し、任意の大きさと形状の固体リチウムイオン電池を、室温かつ短時間で3Dプリント製造することに成功した。…
XYZプリンティング製3Dプリンタ向けに改良した鋳型製作用材料の利用を認定
XYZプリンティングジャパンは、太平洋セメントの鋳型製作用3Dプリンタ材料「TCaST」を、XYZプリンティング製3Dプリンタ「PartPro350xBC」専用に改良した「TCaST for XYZ」の利用について、純正材料と同じく保証対象として認定した。…
レーザー技術を核にEVや半導体加工の高度化に貢献、トルンプの国内取り組み
ドイツのTRUMPF(トルンプ)はレーザー技術を核とし、国内においても板金機械やレーザー関連装置のソリューション開発、エレクトロニクス向け事業などを展開している。トルンプ(日本法人)代表取締役社長のフォルカー・ヤコブセン(Volker Jacobsen)氏に日本での取り組みの現状と今後の方向性について話を聞いた。…
2D図面の“一義性”を考える【その5】大きさを定義する寸法(サイズ)の記入
連載「3D CADとJIS製図の基礎」では、“3D CAD運用が当たり前になりつつある今、どのように設計力を高めていけばよいのか”をテーマに、JIS製図を意識した正しい設計/製図力に基づく3D CAD活用について解説する。第7回は、前回の続きとして、断面図を描く上での注意事項を紹介するとともに、寸法(サイズ)記入の方法を詳しく取り上げる。…
DXを妨げる障壁は人材/スキル不足に経営陣の「見通しの甘さ」
IDC Japanは2021年11月25日、国内におけるDX推進企業のデータ利活用動向と、IoT推進企業の取り組みに関する調査結果を発表した。DXを妨げる要因として、データサイエンススキルやエンジニアリングスキルの不足や、経営陣の「見通しの甘さ」を指摘する声があった。…