14日からFRB定例会合 市場の関心は量的緩和策の前倒し終了に

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、14日からことし最後の定例の会合を開きます。パウエル議長はインフレを抑えるために、景気を下支えしてきた量的緩和策を前倒しして終了させる考えを示していて、会合の行方に市場の関心が高まっています。…

日銀短観 大企業製造業の景気判断横ばい 非製造業は大きく改善

日銀が発表した短観=企業短期経済観測調査で、大企業の製造業の景気判断を示す指数はプラス18ポイントと前回と変わらず、横ばいでした。一方、非製造業は緊急事態宣言の解除を受けて宿泊・飲食サービスなどで持ち直しの動きが強まり、プラス9ポイントと大きく改善しました。…

携帯大手 4G対応の折り畳み式携帯発売 3G終了後の需要に対応

来年以降、携帯大手各社は、主に「ガラケー」と呼ばれる携帯電話で使われている3Gの通信を終了します。各社の間では4Gでも「ガラケー」のようにボタンで操作するタイプの携帯電話を使いたいという声も多いとして、折り畳み式の携帯電話を発売し需要をつかもうとしています。…

“太陽光発電のむだない使用を” 経産省が省エネ法改正へ

再生可能エネルギーをむだなく使うため、経済産業省は太陽光の発電量が多い昼間など、供給が増えることが見込まれる時間帯に企業や家庭に電力の使用を促す新たな仕組みをつくる方針です。省エネ法を改正して電力会社に新たな料金プランの導入なども求めていくことにしています。…

脱炭素時代 ESG投資の先には何が?【経済記者コラム】

金融市場の動きを読み解く「マーケット興味津々」のコーナー。6日の週は、脱炭素時代の投資の話題を。「ESG投資が重要だ」とは金融界でなくてもよくいわれることですが、最近はその次の投資にも関心が高まっています。ある金融関係者からは「“グリーンウォッシュ”には気をつけた方がいい」とのことばも耳にしました。何なのでしょうか。(経済部記者 加藤ニール)…