米FRB 「量的緩和」の縮小決定 新型コロナ対応の金融政策転換

アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、3日まで開いた金融政策を決める会合で、新型コロナウイルスの危機対応として始めた「量的緩和」の規模を段階的に縮小することを決めました。最初の感染拡大から1年8か月を経て、アメリカの金融政策は、転換の節目を迎えることになりました。…

OPECやロシアなど産油国会合 原油高の中 生産計画を協議へ

原油価格の高値が続く中、サウジアラビアが主導するOPEC=石油輸出国機構とロシアなどの産油国は4日、閣僚会合を開き、今の原油の生産計画が適切かどうか協議します。原油高による暮らしや経済活動への影響を懸念する日本やアメリカなどから増産を求める声が上がる中、産油国がどう対応するか注目されます。…

米FRB コロナ禍対応「量的緩和」縮小へ 世界経済への影響は

アメリカの金融政策が大きな転換点を迎えます。中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は、このあと日本時間の4日未明、コロナ禍の危機対応として導入した「量的緩和」の規模の縮小を正式に決める見込みです。今後の政策転換の進め方によっては、世界経済の回復にも大きな影響を及ぼすだけに、その行方が焦点となります。…