アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、3日まで開いた金融政策を決める会合で、新型コロナウイルスの危機対応として始めた「量的緩和」の規模を段階的に縮小することを決めました。最初の感染拡大から1年8か月を経て、アメリカの金融政策は、転換の節目を迎えることになりました。…
OPECやロシアなど産油国会合 原油高の中 生産計画を協議へ
原油価格の高値が続く中、サウジアラビアが主導するOPEC=石油輸出国機構とロシアなどの産油国は4日、閣僚会合を開き、今の原油の生産計画が適切かどうか協議します。原油高による暮らしや経済活動への影響を懸念する日本やアメリカなどから増産を求める声が上がる中、産油国がどう対応するか注目されます。…
RCEP“来年1月1日に発効”発表 中国も参加の巨大貿易圏誕生へ
日本や中国、それにASEANなどが参加するRCEP=地域的な包括的経済連携について必要な手続きが完了し、来年1月1日に発効すると外務省が正式に発表しました。これによって日本と中国が加わる巨大な貿易圏が誕生することになります。…
米FRB コロナ禍対応「量的緩和」縮小へ 世界経済への影響は
アメリカの金融政策が大きな転換点を迎えます。中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は、このあと日本時間の4日未明、コロナ禍の危機対応として導入した「量的緩和」の規模の縮小を正式に決める見込みです。今後の政策転換の進め方によっては、世界経済の回復にも大きな影響を及ぼすだけに、その行方が焦点となります。…
日本製鉄 今年度利益予想 大幅に上方修正 鉄鋼製品の需要回復
国内鉄鋼最大手の日本製鉄は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいた鉄鋼製品の需要が回復し、鋼材の価格が上昇していることなどから、今年度1年間の最終的な利益の見通しを大幅に上方修正しました。…
JR西日本 中間決算 新型コロナ影響 686億円の最終赤字 2期連続
JR西日本はグループ全体のことし9月までの中間決算を発表し、新型コロナウイルスの影響で鉄道の利用客の回復が遅れていることから、最終的な損益は686億円の赤字となりました。中間決算が赤字となるのは2期連続です。…
連合 来年の春闘方針めぐり労組と意見交換 “賃上げを”
労働組合の中央組織「連合」は来年の春闘方針について意見を交わす集会を東京都内で開き、参加者からは非正規雇用で働く人の待遇改善につなげるためにも賃上げを積極的に求めるべきだという意見が相次ぎました。…
円相場 値上がり 当面の利益確保でドル売り円買いの動き
2日の東京外国為替市場、円相場は値上がりして1ドル=113円台後半での取り引きとなりました。
岸田内閣発足後初 財務相ら日銀総裁と会談 引き続き連携を確認
鈴木財務大臣は日銀の黒田総裁と岸田内閣の発足後、初めて会談し、物価上昇率2%の目標達成に向けて、政府と日銀が引き続き連携していくことを改めて確認しました。
コンビニ業界初 無人陳列ロボット導入 人手不足解消なるか
コンビニ業界の人手不足が深刻となる中、ロボットが店員の代わりに飲料水などの商品の在庫を管理し、自動で陳列する取り組みが始まりました。