専門家会合 重症化患者の入院体制確保 自宅待機患者の往診強化

新型コロナウイルスの感染者数が連日、各地で過去最多を更新する中、対策について助言する厚生労働省の専門家会合が開かれました。現在の状況について「全国の多くの地域でこれまでに経験したことのない感染拡大が続き、これまで低く抑えられていた重症者数も増加が続いている」として、重症化リスクの高い患者が確実に入院できる体制を確保しながら、自宅待機をしている患者への往診の強化など、重症化に迅速に対応できる体制を早急に整備するよう求めました。…

小山田氏発言を掲載の雑誌 最新号の発売を休止

過去のいじめに関する発言をめぐって東京オリンピックの開会式の作曲担当者を辞任したミュージシャンの小山田圭吾さんのインタビューを20年以上前に雑誌に掲載した出版社が、「編集体制の見直しが必要だ」として、この雑誌の最新号の発売を休止するとホームページ上で発表しました。…

福島第一原発 放出濃度の処理水で魚の飼育試験 実施へ

福島第一原子力発電所で増え続けるトリチウムなどの放射性物質を含む処理水を海に放出する方針が決まったことを受けて、東京電力は安全性を広く伝えるためとして、放出する際の濃度に薄めた処理水でヒラメなどの魚介類を飼育する試験を来年夏ごろから実施すると発表しました。…

カーボンプライシング 中間整理では結論見送り 環境省委員会

二酸化炭素の排出量に応じて税金などの形で企業や家庭にコストを負担してもらう「カーボンプライシング」を議論してきた環境省の有識者委員会が、中間整理をまとめました。この中には賛否両方の意見が盛り込まれて結論は見送られ、委員会は年内に方向性を取りまとめたいとしています。…