「月に天文台を作ること」が天文学の進歩にとって重要な理由をNASAの科学者が解説

月は地球から約38万km離れた位置で公転している衛星であり、引力によって潮の満ち引きを生み出したり、自転の速度を緩めたり、地軸の傾きを安定させたりと、さまざまな面で地球に影響を与えています。そんな月に天文台を作るというプロジェクトがNASAによって提唱されており、一体なぜ人類は月に天文台を作ろうとしているのかについて、NASAの科学者が解説しています。続きを読む……

「肛門から精液や尿が出て尿道から大便が漏れ出してくる」という珍しい症例が報告される

「肛門から精液や尿が出て、尿道から大便が漏れだしてくる」という珍しい症例について、テキサス大学医学部ガルベストン校の医師らが報告しました。この奇妙な症状に襲われた33歳の男性は、なんと2年間にわたって射精すると肛門から精子が漏れていたとのことです。続きを読む……

約3600年前に隕石落下による大爆発で大都市が丸ごと吹っ飛んで滅んでいたと判明、「ソドムとゴモラ」のモデルか?

青銅器時代中期にあたる紀元前1650年頃に栄えた都市が、TNT換算でおよそ12メガトンもの爆発によって消滅していたことが、ヨルダン渓谷にある遺跡を発掘した結果判明しました。爆発の規模は1945年に広島へ投下された原子爆弾のおよそ1000倍、史上最大級の爆発とされるツングースカ大爆発をはるかにしのぐとのことで、原因は隕石の落下と考えられています。続きを読む……

学術論文を無料で公開する海賊サイト「Sci-Hub」のために戦うインドの弁護団とは?

「学術系出版社は自社の地位と権力を利用して論文の出版システムから不当な利益を搾取している」という主張から学術論文の無料公開を続けている「Sci-Hub」は、学術雑誌出版社大手のエルゼビアなどから訴訟を起こされています。2020年12月にエルゼビアなど学術出版大手3社がインドでSci-Hub相手に起こした訴訟に、Sci-Hunの弁護士に志願した人物が結成した弁護団が挑んでいます。続きを読む……

5~11歳の子どもに対するCOVID-19ワクチン投与は大人の3分の1の量で十分な効果が出るとファイザーが報告

ファイザーとBioNTechが、5歳~11歳の子どもを対象としたCOVID-19ワクチンの第2相・第3相臨床試験において良好な結果が出たことを報告しました。この報告は、12歳未満の子どもを対象としたCOVID-19ワクチンの主要な臨床試験では初のものです。続きを読む……

「40%以上の人がロボットとセックスすると回答」などAIに関する衝撃の調査結果

一般の人がAIやロボットに対してどのように考えているのかを調査した「Fear of AI and AI Trends for 2021」が公開されました。調査の中では「どのような状況でAI技術を歓迎するか」という問いがあり、男性回答者の48%が「性行為」と回答するなど、衝撃の結果が明らかになっています。続きを読む……

「中年は若者より代謝が少ないので太る」は間違いの可能性、エネルギー消費は20代から60代までほとんど変化がないとの研究結果

太ってしまったせいで昔の服が着られなくなった人の中には、「若い頃は何を食べても太らなかったのに」と嘆いたことがある人も多いはず。「若者は代謝が活発で、中高年になると代謝が落ちるので太ってしまう」と言われることもありますが、そうした一般的なイメージに反して「エネルギーの消費は20代の若者も60代の人もほとんど変わらない」との研究結果が、アメリカ・デューク大学の研究者らによって発表されました。続きを読む……

「マスクの着用」が確かにCOVID-19の感染者数を減少させることが600もの村を対象にした実験で判明

「マスクの着用」は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック初期から、感染拡大を防止する方法として世界的に推奨されてきました。「マスクを着用したくらいで本当に感染が抑制できるのか?」と疑問に思っている人々もいるかもしれませんが、バングラデシュの村に住む合計30万人を超える人々を対象にした大規模な実験により、サージカルマスクの着用がCOVID-19の拡大を抑制することが示されたとの査読前論文が、非営利団体であるInnovations for Poverty Actionのウェブサイトで…

車や鉄道の騒音がうるさい場所に住むことは認知症リスクの増加と関連がある

認知症のリスクと関連しているものとしては睡眠不足や激しい肉体労働、歯の数などさまざまなものが知られています。約200万人を対象にした縦断研究によって、新たに「車や鉄道の騒音にさらされることが認知症リスクの増加と関連している」と示されました。続きを読む……