アジア特有の難治がんの克服に向け、研究機関や企業が連携して動き出す。国立がん研究センターは昨年12月から日本・アジア8カ国・地域、企業5社とともに域内に多い6がん種を対象とした国際共同研究を始めた。血液を用いた遺伝子解析と臨床情報を合わせたデータベース(DB)をまず構築。標的となる遺伝……
LiB用セパレーター、存在感消し存在感発揮へ ()
世界的な電気自動車(EV)化の流れに連動し、動力源として搭載されるリチウムイオン2次電池(LiB)に注目が集まる昨今。航続距離の改善に直結する正極材や負極材の部材開発に耳目が集まりがちだが、絶縁膜(セパレーター)でもし烈なシェア争いと研究開発が繰り広げられている。ビジネス面では台頭する……
オルディ、PEフィルム新商品開発連携 ()
稲畑産業グループのオルディ(大阪市中央区、寳田昌也社長)は、同社初の試みとして産学連携による商品開発を実施した。大阪芸術大学デザイン学科とのコラボレーションでポリエチレン(PE)フィルムを使用した新商品開発のアイデアを募集した結果、最優秀賞を受賞した「持ち運びできる壁掛け花瓶」(写……
【独自】火星の衛星探査、岩石多い富士山で練習…ドローンで地上の形状観測 (読売新聞)
火星の衛星「フォボス」から石などを持ち帰る「MMX計画」に向け、東京大などの研究チームは2022年度、富士山を仮想のフォボスに見立て、上空から地上の形状などを把握する実証研究を始める。ドローンや人工知能(AI)を活用して岩石分布などを調べ、実際に探査機がフォボスを観測する際の参考にする。 ……
2022年は薬剤師としてこの難局を乗り切りたい (日経BP)
2022年がスタートしました。読者の皆さまは年末年始どのようにお過ごしだったでしょうか。本年もよろしくお願いいたします。
白内障手術は高齢者の認知症リスク減少と関連 (日経BP)
米国Washington大学Seattle校のCecilia S. Lee氏らは、登録した高齢者を認知症と診断されるまで追跡するコホート研究を利用して、白内障と認知症の関連を調べ、白内障患者が水晶体摘出手術を受けた場合、手術を受けなかった患者よりも認知症のリスクが低かったと報告した。結果は2021年12月6日のJAMA I……
自院への取材を呼び寄せる「目から鱗」の方法 (日経BP)
小倉記念病院の松本です。2021年12月1日~5日に、私が理事を務める病院マーケティングサミットJAPANの大会(病院マーケティングサミットJAPAN2021)が開催されましたが、そのセッションの1つで「なんで今まで思いつかなかったんだ!?」という、「目から鱗」の話があったので、ご紹介したいと思います……
2年ぶりのリアル学会、薬剤師も奮闘! (日経BP)
2021年12月18日~19日、富山国際会議場などで第36回日本臨床リウマチ学会が開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年に富山で開催される予定が急きょウェブ開催に変更となったため、2年間心待ちにしていた「リアル学会」です。私も参加してきました。…
COVID-19感染後に発症した脳幹脳炎の症例報告 (日経BP)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連して様々な神経学的症状が報告されている。本論文は、COVID-19感染後に重症の脳幹脳炎を発症した、1型糖尿病のある若年男性の症例報告である1)。高用量の副腎皮質ステロイド、血漿交換、免疫グロブリン静注により臨床的にも放射線学的にも改善が見られた。……
「灯台下暗し」の所見から分かるあの疾患 (日経BP)
「灯台下暗し」ということわざは、「人は身近なことには案外気付かない」ことを意味します。当たり前のように目の前に存在していたとしても、人間は意識しないと多くの事柄に気付きません。今回ご紹介するClinical Pictureは一目では気付きにくい所見ですが、読者の皆さんは異常所見を指摘できるでしょ……