東京商工リサーチ(TSR)は24日、2021年1-11月の「調剤薬局」の倒産が26件となり、04年の集計開始から年間最多だった17年の17件を大幅に上回ったと発表した。【齋藤栄子】 負債総額も、11月までの累計は過去最大の28億9,600万円(前年同期8億4,600万円)となり、負債10億円以上が1件(前年同期ゼロ)……
コロナワクチン 塩野義、ベトナムでグローバルP3開始 ()
塩野義製薬は27日、開発中の新型コロナウイルスワクチン「S-268019」のグローバル第3相臨床試験(P3)をベトナムで始めたと発表した。成人を対象に行い、目標症例数は最大1万。2023年内の終了を目指す。感染が確定した同感染症発症率を主要評価項目とし、同ワクチン2回接種後における発症予防効果と安……
プルサーマル同意で交付金 (デイリースポーツ)
原発の使用済み核燃料を再処理して取り出したプルトニウムを再利用する「プルサーマル発電」を推進するため、経済産業省がプルサーマル導入に新たに同意した原発立地自治体への交付金制度を、2022年度に設けることが27日、同省への取材で分かった。国の「核燃料サイクル政策」の一環で、国内での再処理……
医薬品供給不安を巡る通知に感じたこと (日経BP)
これまで何度も話題にしてきた医薬品の供給不安の問題ですが、ここへ来て業界内だけでなく、一般紙やテレビでも報じられるようになりました。だからといって問題が直ちに解決に向かうというわけではないのですが、多くの人に広く知られることで理解が深まります。先日も薬局の窓口で「ジェネリックがな……
合言葉とポーズがカギ!「簡単に開かない自動ドア」を大学生が研究 (読売新聞)
自動ドアは便利だが、通行人がセンサーに反応すると、誰も出入りしないのにドアが開いて、電力が無駄になる。文教大学湘南キャンパス(神奈川県茅ヶ崎市)の川合康央教授(情報学)の研究室では、こうした「不必要な開閉」をなくそうと、「合言葉」と「ポーズ」で開く自動ドアを研究中だ。ユニークな取……
卵の中の恐竜赤ちゃん、孵化直前の鳥にそっくり…進化の謎解明につながる化石 (読売新聞)
中国南部・江西省で非常に保存状態が良い恐竜の卵の化石が発掘され、中の赤ちゃんが 孵化(ふか) 直前の鳥とそっくりの姿勢をしていると、中国地質大などの研究チームが米科学誌「アイサイエンス」に発表した。恐竜から鳥類が進化する過程の解明につながる成果だとしている。 孵化前の赤ちゃんの骨格……
ウナギ稚魚、捕食されてもエラからニョロリ脱出…「生き残るため細長い形に進化の可能性」 (読売新聞)
長崎大(長崎市)は、ニホンウナギの稚魚が別の魚に捕食された後、エラの隙間から脱出するケースを確認したとの研究成果を発表した。同大は、絶滅危惧種のニホンウナギの捕食回避行動が初めて明らかになったとしている。ニホンウナギの稚魚がドンコのエラの隙間から抜け出す様子(長崎大提供) 研究成……
ビバンセ登場で増える治療の選択肢 (日経BP)
月刊誌「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」のバックナンバーから、日々の業務に役立つ記事を編集部がセレクトしてお届けします。今回は、2021年6月号特集「ここが変わった!小児の薬」の一部を6回にわたって紹介します(※情報は誌面掲載時のものです)。プレミアム版最新号についてはこ……
「腸内細菌が自閉症を引き起こす」という説は誤りである可能性
近年では、人間の腸内細菌の生態系(腸内細菌叢)が健康や精神に影響を与えるとする研究が注目されており、一部の研究者らは「腸内細菌が自閉症を引き起こす」という説を唱えています。ところがオーストラリアの研究チームは、「腸内細菌叢が自閉症を引き起こすのではなく、自閉症の子どもに見られる性質が腸内細菌の変化を引き起こしている可能性がある」と主張しています。続きを読む……
ハゲタカ誌、サイト全論文が丸写しの盗用 被害者は驚きとショック (毎日新聞)
中浜直之・兵庫県立大講師の論文(左)と、全文が盗用された論文=チェコ科学アカデミー生物学センターのホームページより 兵庫県立大の中浜直之講師(保全生態学)が、自身が執筆して国際学術誌に掲載された昆虫の遺伝情報に関する論文を、インターネット上の別の学術誌に全文盗用される被害に遭った……