綜研化学は粘着剤の用途展開を推進する。保有技術をベースに成長市場における新たなニーズを取り込むことで適用領域の拡大を図る。今年10月には取り組みの第1弾として自動車外装用加飾フィルム向け新製品を発表。二酸化炭素(CO2)や揮発性有機化合物(VOC)の排出削減ニーズの高まりを背景に、塗装代……
中外製薬、眼科領域で情報提供体制、専門MR育成 ()
中外製薬は、眼科領域に対する情報提供体制の構築を進める。同社にとって初となる眼科領域を対象とした新規医薬品「ファリシマブ」の市場投入を控えるなか、注力領域の一つに眼科を位置づけ、医薬情報担当者(MR)を配置する。また、眼科専門MRも育成する計画だ。今後、眼科領域でもさらなる製品導入が……
ミルボン、コロナ頭皮にも影響 マスクで皮脂増加 ()
ミルボンは、新型コロナウイルス禍による生活様式の変化が髪や頭皮に与える影響を明らかにした。3万4000人以上の女性の頭皮データを解析したところ、コロナ前よりベタつきの原因となる頭皮の皮脂量の増加を確認。マスクの着用により頭皮の皮膚温も上昇し、増加につながった可能性が考えられるという。……
ハイケム、PHBVを水質浄化剤向け展開 ()
ハイケムは海洋生分解性を有するバイオマス樹脂で、ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)の一種であるPHBVを多用途に拡販する。その一環としてこのほど、日海センター(東京都町田市)が開発した水槽の水質浄化剤の原料としての供給を開始した。飼育水の交換頻度を減らすことで手間とコストの削減につなが……
デクセリアルズ、インクジェットのOCRが初採用 ()
デクセリアルズのインクジェット(IJ)対応光学用透明樹脂(OCR)が初めて採用されたことが分かった。IJで塗布するため、ノッチ(切り抜き)や穴あきといった異形形状に対応でき、かつ材料のロスを抑制できる。少量多品種にも対応しやすいメリットがある。機能性と環境対応性の両面でアピールし、今後……
中国で相次ぐC2C計画、調整局面に ()
<中国 製油所・石化エネ基準策定/下> 近年、原油需要のピークアウトと化学品需要の拡大を見据え、世界的に製油所と石油化学工場の一体化、いわゆるクルード・ツー・ケミカル(CtoC)投資が進んだ。中国も例外ではなく、民間企業によるものも含めCtoCプロジェクトが相次いで具体化した。中国石油・化……
対オミクロン株、従来製剤追加接種で抗体価数十倍 ()
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対して、すでに使われているワクチンでも追加接種すれば一定の効果が見込める可能性が分かってきた。米モデルナ、米ファイザー・独ビオンテックは、各社新型コロナワクチンを追加接種することでオミクロン株に対する抗体価が数十倍に増えるとの初期……
吸入中のカラカラ音と振動が達成感をもたらす (日経BP)
吸入薬のアドヒアランスを保つために、患者さん自身が「しっかりと薬を吸入し終わった」という達成感を得ることは重要な要素です。この達成感は、吸入後には症状悪化の心配から解放される安心感に変わり、これが日々繰り返される中で、やがて吸入薬に対する信頼感につながり、吸入療法が良好に維持され……
高齢者が動物と暮らしたいと思う理由 (日経BP)
昨年10月に始まったこの連載も、無事に12回を書き終えて1年を終えることができました。今回は小休止して、日常生活の中で最近感じたことをお伝えしたいと思います。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の蔓延に伴い、皆さんも生活に様々な変化があったのではと思いますが、そのような中で何か新しく……
新型コロナ罹患後症状は経時的に減少も、筋力低下は2割に残存 (日経BP)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の中等症以上に罹患した患者では、罹患後3カ月では7割程度の患者で何らかの症状が残存すること、ただし、6カ月後には全ての症状が減少することが明らかになった。これは、日本呼吸器学会による厚生労働科学特別研究事業「COVID-19後遺症に関する実態調査(中等症……