COVID-19後遺症に関わる蛋白質をAIが予測し、示した既存治療薬候補とは (日経BP)

今回紹介するのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の合併症あるいは回復後に持続的な後遺症状を抱える患者(いわゆるLong-COVID)において、その原因としての蛋白質伝達経路との関連を予測するAIベースのツールに関する研究の報告です1)。…

職員の学歴詐称が発覚、院長が取った対応とは (日経BP)

イラスト:畠中 美幸 A診療所で勤務しているB子は、2年前、大卒者として中途採用した事務職員だ。大学進学率の上昇に伴って、医療機関の求人に応募する事務職員の中にも大卒者の割合が高まっている。B子もそんな求職者の1人だった。 あるとき、院長は、休憩時間にスタッフたちが学生時代の話をしている……

COVID-19回復者の血清はオミクロンに対して中和活性が減弱 (日経BP)

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の「懸念すべき変異株(VOC)」であるオミクロン株の疑似ウイルス(偽ウイルス)を使った実験で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から回復した人の血清は、これまでのアルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株に対する中和活性に比べてオミクロン株に対する中……

がんゲノムプロファイリング検査の今後は? (日経BP)

11月26日から28日に、パシフィコ横浜の会場とオンラインとのハイブリッド形式で開催された第62回日本肺癌学会学術集会。遺伝子検査を行い、分子標的薬を投与するいわゆるプレシジョン・メディシンが最も進んでいるのが肺癌領域である。しかも直前に新たな標的遺伝子としてLTK融合遺伝子の発見が報告さ……

【入賞作】医療に関する 言葉にしないと伝わらないこと(言語聴覚士視点エピソード) (日経BP)

横浜市が医療広報の一環として2019年から実施している漫画コンテスト。今回が3回目の開催。医療現場の日常的な出来事や話題を、医師、看護師、患者など、それぞれの視点からエピソード化し、それらを原案とした漫画作品を募集する。受賞作品は、広くインターネット上で公開される。応募された漫画を通……

そのHFpEF、二次性の精査が必要かも? (日経BP)

「難病診療ネットワーク」を主導する筑波大の家田真樹氏 有効な治療法が確立されていない左室駆出率が保たれた心不全(HFpEF)。しかし、HFpEFの中には治療介入できる二次性心筋症が潜んでいる場合がある。心アミロイドーシスやファブリー病による心肥大、心筋症はその最たる例だ。筑波大学附属病院で……

夏の異常高温は成人の救急受診者を増やす (日経BP)

米国Boston大学のShengzhi Sun氏らは、全米各地の5月から9月の最高気温の高さと救急受診者数の増加の関係を検討し、異常高温は高齢者に限らず若い成人の救急受診も増加させ、原因は熱中症など熱に直接関連する疾患だけでなく、腎臓病や精神疾患による救急受診も増えていたと報告した。結果は2021年11月……

気候変動:中国が2060年までにネットゼロを達成するための課題 (Nature Research)

Nature Japan 注目のハイライト 気候変動:中国が2060年までにネットゼロを達成するための課題 Research Press Release 気候変動:中国が2060年までにネットゼロを達成するための課題 Nature Reviews Earth & Environment 2021年12月22日 Climate change: Challenges for China to reach net-zero by 2……

遺伝学:ヨーロッパのワイン用ブドウの起源 (Nature Research)

Nature Japan 注目のハイライト 遺伝学:ヨーロッパのワイン用ブドウの起源 Research Press Release 遺伝学:ヨーロッパのワイン用ブドウの起源 Nature Communications 2021年12月22日 Genetics: Origin of European wine grapes ヨーロッパ産のワイン用ブドウは、アジア西部で栽培化された生食用ブド……