現代の研究には多くの問題があることが指摘されています。そんな中、質の高い研究を支援するために2021年から始まった新しい賞「Einstein Foundation Award for Promoting Quality in Research(研究の質を促進するためのアインシュタイン財団賞)」の受賞者が発表されました。受賞者の中には、プレプリントサーバー「arXiv」の開発者として知られる、物理学者のポール・ギンスパーグ氏が含まれます。続きを読む……
新型コロナ「オミクロン株」について「やってはならない5つのこと&やるべき10の対策」を専門家が解説
世界を席巻したデルタ変異株に見られる変異を含む30以上もの変異を併せ持つという新たな新型コロナウイルス変異株「B.1.1.529」が南アフリカで発見されました。この「オミクロン株」と呼ばれる新たな変異株について、南アフリカ国立伝染病研究所の前所長であり世界保健機関(WHO)の予防接種に関する戦略諮問委員会(SAGE)に所属しているシャビール・マディ教授が「やってはならない5つのこと」と「やるべき10の対策」について解説しています。続きを読む……
週に1回午前中に「赤い光」を見るだけで視力が改善するという研究結果
「赤色の光を見る」という簡単な方法で高齢者の衰えた視力が改善するという研究結果が、2020年にユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームによって報告されていました。この報告の後も研究は続いており、新たに「赤色の光」の出力や見るタイミングに関する研究報告が発表されています。続きを読む……
日油、半導体材料など先端分野の技術基盤構築、尼崎に試験設備新設 ()
日油は、半導体など先端分野向け材料の開発・生産技術の構築に向けて新規パイロット設備を建設する。新たにポリイミド(PI)材料に進出して精密設計技術の蓄積を図る一方、アクリルポリマーのフォトレジスト材料としての活用など高付加価値用途の創出を主要テーマとする。尼崎工場(兵庫県尼崎市)内で……
三菱ケミカル、AIで設備変更リスクアセス ()
<トラブル2万件 学習> 三菱ケミカルは、石油化学設備などの改良や変更時のリスクアセスメントに人工知能(AI)を活用する。約2万件の過去のトラブル事例を学習したAIが参照事例を網羅的に抽出・検索し、新規案件時の類似トラブルを未然に防ぐ。人材不足や高齢化で課題になっている技術伝承にも生かせ……
奥野製薬、高耐熱のシリカ系コーティング剤開発 ()
奥野製薬工業(大阪市中央区、奥野和義社長)は、300度Cまでの耐熱性を有する高耐熱・高絶縁シリカ系コーティング剤を開発した。透明で密着性に優れる絶縁膜を成膜できる特性を生かし、需要が見込める2次電池やパワーデバイス用途に展開する。同社は長年培ってきたメッキ技術だけでなく、薄膜形成技術……
宇部興産、高純度硝酸の増強検討 ()
宇部興産は、半導体産業向けの高純度薬液の事業拡大に拍車をかける。宇部ケミカル工場(山口県宇部市)において原料のアンモニアから高品質の薬液を一貫生産する強みを武器に、成長を続ける半導体関連の洗浄用途向け市場を深耕する。高純度硝酸は2020年にも生産能力を増強して供給力を高めたことで、国……
勢い続く半導体産業、周辺部材の増強計画相次ぐ ()
半導体産業への注目が一段と高まっている。経済安全保障を重視する政府は半導体産業に巨額の支援を行うための制度を設ける。足元では半導体不足は解消しておらず、クルマだけではなく家電品、FA(ファクトリーオートメーション)機器の品薄も続いている。このため多くの企業が下期業績の下ぶれ要因とみ……
7割が「オンコタイプDX乳がん再発スコアプログラム」を利用する・検討中 (日経BP)
ホルモン受容体陽性HER2陰性早期乳癌の検体を用いて21種類の遺伝子を調べ、乳癌再発のリスクを評価する「オンコタイプDX乳がん再発スコアプログラム」が12月1日に保険適用される。これに先だって日経メディカルOncologyでは11月初旬に、同プログラムの利用意向に関するアンケートを行った。 調査対象は……
ワクチン副反応・Long-COVIDへの漢方治療戦略 (日経BP)
新型コロナウイルスのワクチンによる副反応は、他の一般的なワクチンと比べて格段に高い頻度で発生していると感じます。一部には、原因不明の体調不良がしばらく続くケースも散見しています。当院ではワクチン接種、発熱外来、そして後遺症外来も実施しています。 私見ですが、ワクチン後副反応とLong-……