成田空港、五輪で国際線旅客数増 前々年水準は依然遠く 

 成田国際空港会社(NAA)は、8月の成田空港の運用状況(速報値)を発表した。国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年同月比73%増の65万8443人となった。東京五輪・パラリンピック開催に伴い、関係者の出入国などにより国際線旅客数が大幅に増加。ただ、新型コロナウイルス感染拡大前の前々年の420万8294人と比べると84%減で、依然厳しい状況が続いている。…

酒提供も認証さまざま…「分かりにくい」「誰も確認に来ていない」の声

 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が全国で解除され、飲食店では酒類の提供も始まった。飲食店への緩和策は、東京都をはじめとした各自治体で感染症対策を確認した「認証店」と未チェックの「非認証店」などで差をつけるケースが多いが、認証の有無にかかわらず一律で酒類提供を可能とする自治体もある。地域で異なる対策が講じられる中、飲食店などの反応もさまざまだ。…

【現場の風】丸紅電力新事業ソリューション部 「太陽光パネル中古流通で社会貢献」

 「アラブ首長国連邦(UAE)では原発1基分に相当する世界最大の太陽光発電所を運営しており、日本にも大規模太陽光発電所(メガソーラー)がある。こうした事業で売電収入を得ているが、電力事業者である以上はリサイクルまで踏み込む責任があると考えた。新事業を通じて循環型社会の実現に貢献していきたい」  【プロフィル】わたなべ・たけし 慶応大経済卒。1995年丸紅入社。丸紅パワー&インフラシステムズでアフリカなどでの発電所建設を担当した後、2018年から現職。埼玉県出身。…

日光市が描く観光地の新たな未来図 国内初導入「環境配慮型・観光MaaS」で実現すること【SankeiBiz編集部】

 観光地に集中するマイカーによる環境負荷などの問題をめぐり、栃木県や東武鉄道などが今秋、栃木県の日光エリアで複数の移動手段と観光要素を組み合わせた「環境配慮型・観光MaaS(Mobility as a Service)」を全国に先駆けて導入する。鉄道とバスをセットにした、スマートフォンなどのデジタル端末で使える乗り降り自由の「フリーパス」を販売するほか、電気自動車(EV)を中心とするカーシェアリングやシェアサイクルなど環境に配慮したモビリティを移動ニーズに合わせて利用しやすくする。…

西武球場前駅に停車の電車でテレワーク 終業後は野球観戦へ直行

 西武鉄道は7日、プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地、メットライフドーム(埼玉県所沢市)の最寄りの西武球場前駅で、停車した電車をテレワーク用のスペースとして開放するイベント「WORKING TRAIN(ワーキングトレイン)」を開いた。8日も実施する。…

地震の影響で日暮里・舎人ライナーが脱線、3人けが 東京都足立区

 7日夜、東京都足立区などで震度5強を観測した地震の影響で、足立区舎人公園付近を走行中だった日暮里・舎人ライナーの電車が緊急停止し、先頭車両が脱線した。警視庁竹の塚署によると、乗っていた20~30代の女性3人が転倒するなどしてけがをし、うち2人が病院に搬送されたがいずれも軽傷だという。…

神奈川の原子力関連施設に異常なし 震度5弱の地震で規制委

 原子力規制委員会によると、7日夜の千葉県北西部を震源とする地震で震度5弱の揺れに襲われた川崎市にある東芝・原子力技術研究所や、震度4の揺れに見舞われた神奈川県横須賀市にある原発用燃料加工会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」の核燃料加工施設に異常はないという。…