乗客減の東北・秋田新幹線、11月から減便へ

 JR東日本は27日、新型コロナウイルス禍による乗客減のため、東北新幹線と秋田新幹線の定期列車を11月8日から当面の間、減便すると発表した。対象は東京-新青森・盛岡間の「はやぶさ」5本と、東京-秋田間の「こまち」2本。コロナ禍を理由に新幹線の定期列車を減らすのは初めてとしている。…

前橋中心部のバス路線、6社共同経営で15分に1本運行へ

 国土交通省は27日、群馬県のバス6社に対し、前橋市中心部を走る路線の共同経営を認可したと発表した。独占禁止法の適用を除外する特例法に基づく措置で、認可は熊本市、岡山市の路線に続いて3例目。10月以降、段階的にダイヤ調整を進め、来年4月から完全な共同経営に切り替える。…

10月から変わる事 郵便土曜休配、ナンバープレート装着新基準も

 年度の後半が始まる10月からの制度面の変更をめぐっては、日本郵便が郵便物と、ゆうメールの土曜日の配達を廃止する。同社の広報担当者は「郵便需要の落ち込みや社員の働き方改革を総合的に考慮した結果、サービスの見直しという結論に至った」としている。…

劇団四季の吉田社長「全国巡演に福岡を組み込む」 専用劇場終了後も注力

 劇団四季の吉田智誉樹(ちよき)社長(57)が福岡市内で産経新聞の取材に応じ「キャナルシティ劇場」(同市博多区)の専用利用が終了する来年5月以降の公演活動について、全国を巡演するツアー会場に福岡を組み込み、演劇を鑑賞できる機会をつくる考えを示した。キャナルシティ劇場では現在、最後の長期公演としてミュージカル「キャッツ」が上演されている。吉田氏に、これまでの活動の成果や地方公演に対する思いを聞いた。…

関西スーパーが見解表明、H2Oとの経営統合メリット改めて強調

 関西スーパーマーケットは24日、首都圏地盤のスーパー、オーケー(横浜市)が示す買収案と、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリンググループとの経営統合案を比較した結果、H2O案が「株主にとって最善の選択」との見解を発表した。統合による関西スーパー株の理論株価を試算し、オーケーのTOB(株式公開買い付け)条件を上回る可能性を強調。H2O案への理解を求めた。…