続く電力危機、「九電再エネ出力制御」再び焦点 疑問の声も

 【電力危機は続く】九州電力による再生可能エネルギーへの出力制御が再びクローズアップされている。内閣府の「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」(再エネTF)がやり玉にあげ、河野太郎行政改革担当相に改善を指示されたことで、関係省庁が対応に追われているからだ。ただ、再エネTFの議論には大本となる菅義偉政権のエネルギー政策とともに、中長期的な電力の安定供給へのリスクになると疑問の声も上がっている。…

オーケーが買収意向表明 関西スーパー争奪戦へ

 首都圏を地盤とするディスカウントスーパーのオーケー(横浜市)は3日、近畿地盤の関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市)を買収する意向を表明した。エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングによる関西スーパーの子会社化が撤回された場合、株式公開買い付け(TOB)を実施する方針だ。…

東海道新幹線「こだま」に子連れ客専用車両 10月2日から土休日に運行

 JR東海は10月2日~12月19日の土休日に運行する東海道新幹線「こだま」号の一部で、子供連れのファミリー客専用の車両を設置する。新型コロナウイルス禍で家族での遠距離移動が難しい中、近・中距離移動の需要に応えたもので、小さな子供がいても周囲に気兼ねなく新幹線の旅を楽しめる。こうした専用車両が大型連休以外の時期に導入されるのは珍しいという。…

産油国が追加の増産見送り 協調減産、従来方針を維持

 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」は1日の閣僚級会合で、毎月日量40万バレルずつ原油協調減産を縮小していくとした前回会合の合意を維持した。米バイデン政権がガソリン価格の高騰を抑えるため増産を要請していたが、新型コロナウイルスの感染拡大が収束しない中で、追加の対応を見送った。…